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映画:翔んで埼玉

2019-03-15 23:23:23 | 演劇・映画
 
霞がった春の週末。
それでも、まだ、風は冷たい。


本日は、早朝より、相方と映画『翔んで埼玉』を観に隣市のシネマ・コンプレックス迄。

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ムビチケ


原作は、少女漫画家の魔夜峰央。

このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)
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宝島社


『パタリロ!』などのギャグ的要素の強い漫画家だけれど、そのビアズリーを連想させるような繊細な線で、そのギャグをかますか・・・というギャップがあったりする。

映画では、原作にほぼ忠実なキャラクターが配され、首都・東京の隣県というだけで、受難の埼玉?県民の歴史を如実に物語るあたりなんとも・・・。

自虐ギャグ満載で、それでも、埼玉は、ジワジワと世界制覇?に向けて、日夜活動しているあたり・・・。

魔夜峰央のストーリの根幹は、同性愛(ボーイズラブ)であるけれど、主人公ともいえる埼玉県出身の麻実麗役のGACKTを始め、二次元の紙の上の世界から抜け出たような伊勢谷友介、京本政樹といったヴィジュアル系の俳優の起用で、現実世界からの乖離を楽しめる作品となった。

本編のヒロイン???というか・・・壇ノ浦百実(少年)役の二階堂ふみは、ちょっとイメージに合わなかったように思うんだけれど・・・。
もっと細身で、少年っぽい女優の起用がなかったものか・・・と考えてみたのだけれど、思い当たる役者がいなかった。
・・・二階堂のつけまつげが、くどすぎるというか・・・。
金髪のウェービーなおかっぱのヘアスタイルの似合う女優って誰だろう・・・?
あくまでも、細身・・・少年の(魔夜峰央の描く)美しさを表現できる女優(或いは俳優)って・・・。

それでも・・・翔んで埼玉の原作の面白さの勝利であった。

魔夜峰央の他の代表作『パタリロ!』を実写化するなら、バンコラン少佐は、是非、GACKTか、伊勢谷友介に演じて貰いたい・・・などと思ってしまった。


そして、関東地方と呼ばれる地域は、東京都・神奈川県人以外の千葉・茨城・群馬・栃木の住民は、全てディスられる地域であることを知ったというか・・・特に、北関東に住む我身が、都内へ赴くには、通行手形がいるのか・・・。
そして、隣県に向かうには、パスポートがいるらしい・・・なんてのは、冗談だけれど・・・。








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