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鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

四方山話➁・廃墟と野良猫

2023-02-08 21:21:21 | Weblog

くもりがちでも、日中は暖かい。

夕刻から雨。立春も過ぎたので、春時雨って季語でよいのかな???違うかも。

 

先週(金曜日)に在った旧友の話。

彼女は、猫が好きで、現在5匹の保護猫をお世話している。

いつも不思議に思うけれど、野良猫とか迷い猫って、何処へ行けば遭遇するんだろうか・・・というくらい。

昔は、野良犬、野良猫って、結構、身近だったような気もするけれども。

 

拙宅の裏は、雑木林で、心無いひとたちが、よく動物を捨てていった。

犬、猫、フェレット?、タヌキ・・・。

一時的に姿を見かけても、彼らは、すぐ何処かへ行ってしまうし、警戒して近寄ってもこない。

 

彼女の保護する猫の大半は、彼女の娘さん達が、保護してきたもの(らしい)。

娘さん達は、独立して家を出ていて、在宅勤務中の御主人と猫5匹の暮らしだという。

 

そんな彼女が言う。

なんだか、廃墟と野良猫に心惹かれるんだよねぇ・・・前世が野良猫で、廃墟で、暮らしていたのかもしれない・・・とか・・・。

 

そうなのか・・・。

人には、理由のわからないけれど、心惹かれるものってあるのかもしれない。

それが、前世とか?カルマとか・・・そんなことは、わからないけれど。

 

廃墟といえば、古いものは、ギリシャのローマ時代の古い神殿跡・・・大理石の円柱とか・・・あれは、立派な観光資源だから、廃墟とは言わないかも。

古くて、寂れていて、ヒトなど来ないような・・・野良犬、野良他・・・人目につかない場所を廃墟とかいうのかもしれない。

街中でも、崩れ落ちそうな廃屋っていうのもあるけれど、それはまた別のもので、廃墟の定義って案外広すぎるような気がして、彼女の言う『廃墟』ってどんなものなんだろうかね・・・とか。

また会う機会があれば、具体的なコトを聞いておこうと思っている。

 

以前、この拙なブログにも書いたことがあって、来世生まれてくることがあるなら、猫に生まれて、母か、彼女に飼われたい・・・と思っている。

このふたりなら、たぶん、私は、物凄く、幸せになれるとおもうんだけれどな・・・。