鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

フェイド・アウトできるのも『運』のうち・・・。

2012-03-08 22:56:36 | Weblog
くもりがち。寒さ復活。


半年前に、2年近い休職のあと、リハビリを兼ねて、復帰した彼女だったけれど、この1カ月、会社へは来ない。

フェイド・アウト・・・。

最初の1週間は、何故か、私のデスクの置き電話に連絡があった。
もう、所属課が違うのに・・・何で・・・?

うつ病という病気は、経済的基盤がないと罹患(←コレでいいのか?)できないと思うのだけれど、一度、診断されれば、コレほど、美味しい疾病利得は、ないんじゃないだろうか?

免罪符を与えられたうつ病患者は、日本国民の義務である勤労の義務から解放されるのだ。
羨ましい・・・。
毎日、毎日、会社へ行くのもイヤな私も、その『免罪符』を入手したいところだ。

本当のうつ病・・・という表現は、ヘンかもしれないけれども、自殺まで試みようとする真正うつ病なれば、仕方ない。
本当の病気なんだろうから・・・。

でも、労働できるのに労働しない・・・しようとしない・・・病気に逃げる・・・ってのは、どうなんだろうか・・・。
会社へきても、1日8時間の労働時間のうち、累計2時間近くは、お手洗いの個室に籠るのもうつ病なのだろうか???
違う道(自分の適性にあった会社)を選択しなおせば、いいのではないだろうか?
トイレに籠るほど、イヤな職場なら・・・。

ちなみに、フェイド・アウトは、演劇用語では、『溶暗』と訳されているようだ。
舞台の照明が、だんだん暗くなって、暗転する・・・この間、役者は、退出したり、舞台装置が、変わったり・・・。
そんな次の場面に行くためのわずかな時間。

そして、このフェイド・アウトできるのも、『運』のうちだと思えてくる。
フェイド・アウトしたくても、この場面(仕事)から逃れられないひとも多い。

フェイド・アウトできるのも『運』のうちである。