訪問日:令和4(2022)年4月7日(木)
以前、真庭市の勝山を訪ねた際、木造の駅舎JR姫新線月田駅を訪ねたことがありました。
そこに、ホームに沿うように桜並木があったので、桜の頃に来ると列車と桜で絵になるのではと思い、その季節にぜひ訪ねてみたいと思っていました。
月田駅の駅舎は、木材の町の特性を生かし、ログハウス風となっています。木材加工の事業組合が入居しています。
ホームを確認。桜並木は見ごろでした。
この日は、早朝から真庭市の醍醐桜を訪ねたあと、その足で月田駅を訪ねました。もちろん目的は、桜と列車の取り合わせです。
勝山と言えば木材の生産地。月田駅周辺にもいくつかの木材集積所があり、木の香りが周辺から漂ってくるようでした。
ただ、姫新線といえば不採算の路線。特に中国勝山駅~新見駅区間は利用客も少なく列車の本数も一日8往復、2~3時間に1本程度しか運行していません。
この日も、津山行きの停車時刻の10時35分には、まだ1時間半程度も時間がありました。
さすがにここで、待つのは大変だと、勝山の町並みを訪ね、時間を調整することにしました。
勝山の古い町並み
朝の古い町並み、人影はほとんどありません。江戸期には参勤交代の大名行列が通って行った、旧出雲街道です。
岡山市内を経て瀬戸内海を流れ出る旭川。かつて勝山は高瀬舟の最北の発着地でした。
妙円寺の漆喰の土塀と、一本桜が美しい。
月田駅に戻ってきました
そして到着時刻の20分ほど前に駅に戻ってきました。
するとどうでしょう。500mmレンズを備えた若いカメラマンが3名ホームで待っているではありませんか。2名はカップルのようです。ほかに小さなデジカメをもった中年の男性が一人、気まずそうに後方に陣取っていました。
定刻に1両編成の津山方面行きの列車がゆっくりホームに入ってきます。私は列車と、桜が同時に撮れればそれでいいと思っていましたが、若い三人は、列車に近づき車体を盛んに撮影しています。
注の様子を見ていると、ただ単に、1両編成の車両ですが、なんだかとても魅力的に見えてくるではありませんか。
これが撮り鉄なんだと、そんな気がしました。
何だか地元の人も増えてきたような
遠くに列車が見えてきました
全線非電化のためすべて気動車で運転しています
停車。この駅からは一名のみの利用でした。
この列車(キハ120-3242)は、キハ120形気動車で、西日本旅客鉄道(JR西日本)のローカル線用の小型気動車です。1994(H6)3月から1996(H8)にかけて新潟鐵工所で生産、59両が導入されています。ラインカラーは「赤とんぼ」をイメージし朱色となっています。
カメラマンが列車を追いかけます
求めていた絵になる風景
徐々に遠ざかっていきます
あっという間に
遠ざかっていきました
少し望遠でアップ 線路の曲線がいい感じです
そして見えなくなりました
列車は、進行方向に進み、あっという間に消えてしまいました。ほんの数十秒ほどのできごとでした。
以前、真庭市の勝山を訪ねた際、木造の駅舎JR姫新線月田駅を訪ねたことがありました。
そこに、ホームに沿うように桜並木があったので、桜の頃に来ると列車と桜で絵になるのではと思い、その季節にぜひ訪ねてみたいと思っていました。
月田駅の駅舎は、木材の町の特性を生かし、ログハウス風となっています。木材加工の事業組合が入居しています。
ホームを確認。桜並木は見ごろでした。
この日は、早朝から真庭市の醍醐桜を訪ねたあと、その足で月田駅を訪ねました。もちろん目的は、桜と列車の取り合わせです。
勝山と言えば木材の生産地。月田駅周辺にもいくつかの木材集積所があり、木の香りが周辺から漂ってくるようでした。
ただ、姫新線といえば不採算の路線。特に中国勝山駅~新見駅区間は利用客も少なく列車の本数も一日8往復、2~3時間に1本程度しか運行していません。
この日も、津山行きの停車時刻の10時35分には、まだ1時間半程度も時間がありました。
さすがにここで、待つのは大変だと、勝山の町並みを訪ね、時間を調整することにしました。
勝山の古い町並み
朝の古い町並み、人影はほとんどありません。江戸期には参勤交代の大名行列が通って行った、旧出雲街道です。
岡山市内を経て瀬戸内海を流れ出る旭川。かつて勝山は高瀬舟の最北の発着地でした。
妙円寺の漆喰の土塀と、一本桜が美しい。
月田駅に戻ってきました
そして到着時刻の20分ほど前に駅に戻ってきました。
するとどうでしょう。500mmレンズを備えた若いカメラマンが3名ホームで待っているではありませんか。2名はカップルのようです。ほかに小さなデジカメをもった中年の男性が一人、気まずそうに後方に陣取っていました。
定刻に1両編成の津山方面行きの列車がゆっくりホームに入ってきます。私は列車と、桜が同時に撮れればそれでいいと思っていましたが、若い三人は、列車に近づき車体を盛んに撮影しています。
注の様子を見ていると、ただ単に、1両編成の車両ですが、なんだかとても魅力的に見えてくるではありませんか。
これが撮り鉄なんだと、そんな気がしました。
何だか地元の人も増えてきたような
遠くに列車が見えてきました
全線非電化のためすべて気動車で運転しています
停車。この駅からは一名のみの利用でした。
この列車(キハ120-3242)は、キハ120形気動車で、西日本旅客鉄道(JR西日本)のローカル線用の小型気動車です。1994(H6)3月から1996(H8)にかけて新潟鐵工所で生産、59両が導入されています。ラインカラーは「赤とんぼ」をイメージし朱色となっています。
カメラマンが列車を追いかけます
求めていた絵になる風景
徐々に遠ざかっていきます
あっという間に
遠ざかっていきました
少し望遠でアップ 線路の曲線がいい感じです
そして見えなくなりました
列車は、進行方向に進み、あっという間に消えてしまいました。ほんの数十秒ほどのできごとでした。