未熟なカメラマン さてものひとりごと

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鞆の浦の食事処

2008-02-06 22:33:41 | 食事

日曜日、福山に買い物に出た際、海を見たくなって鞆まで足を延ばしました。時刻は午後の3時頃でした。食事のできるところを探しましたが、時間的になかなか開いているところが見当たりません。通りがかりの保命酒のお店の方に聞くと、一番のおすすめは海岸通りの鯛飯のお店とのことでしたが、これはすでに準備中になっていたことがわかっていましたので、そう告げると、「それではこの先に「潮待ち茶屋」というところがありますよ」、とのことでした。
古い町屋を改修したお店です。入れ違いに店から二人の男女が出て行きました。
どうやらお店の方のようでした。「すぐに帰りますから待っていてください」とのことでしたが、なかなか帰ってきません。
中に入ると囲炉裏があり、いかにも古めかしい小道具が雑然と置かれています。
 どこで食事をするのかと思い、ガラス戸を通して奥を覗くと、通路に三脚のテーブルが並べられていました。左には障子で仕切られた畳の部屋もあります。

 しばらく待って、もう帰ろうかと思っていると、やっと店の人が帰ってきました。
ここのご主人のようでした。純和風の店構えに似合わないレストランのシェフの格好です。あれ、なんでこんな格好なんだろうと思ってメニューを見ると、まず最初にルーマニア料理と書かれた一品、次にランチ、魚定食、最後に鯛茶漬けとありました。
なんでルーマニア料理なの?それも一品だけ、と不思議に思いましたが、以前ルーマニアにでも修行に行ったことがあったのでしょうか?
結局、ランチ定食を注文しました。
すると、フォークとナイフ、スプーンのセットが籠の入れ物に入れて出され、あ、洋風のお店なんだ、なるほどと思っていると、ついに最初の一品が出ました。洋皿に前菜、サラダそれからトマトスープ。「あと続いて出ますからね」とご主人。相当に無口な印象でしたが、しゃべれるんだ!と妙に感心です。
次にメインディッシュが出て、次にパンかな、ライスかなと思っていると、普通のお茶碗にご飯と漬物でした。あまりの和洋折衷にひとり笑ってしまいました。
そして最後に小振りのカップでコーヒーが出ました。
味は良かったのですが、石油ストーブや畳の部屋、座布団といった純和風のお店にシェフのスタイル、そしてルーマニア料理とあったかご飯、なんとも不思議なお店でした。

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