未熟なカメラマン さてものひとりごと

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京都の桜を求めて

2011-04-21 23:41:38 | 観光名所


4月10日の日曜日、桜見物に京都に行ってきました。今回はあまり有名でないところ、観光客の少ないところ、できれば枝垂れ桜でと、自分の中でいろいろ条件をつけて、ネットで探していたら、京都新聞の桜の開花情報で、花園の法金剛院の枝垂れ桜が満開とありました。これはいいかもと、まずこのお寺を散策し、そのあとはもう成り行きで訪ねることにしました。とにかく、今回はゆっくりとマイペースでと、私としてはめずらしい日程のとりかたです。

新幹線で京都に着くとそのまま、JR嵯峨野線に乗り換え、花園駅で下車。この花園駅は、親戚の法事で妙心寺塔頭を訪れたとき、何度か利用したことがあります。お寺は駅から3分とありましたので、もうすぐ目の前です。駅から出て、前の道路を少し左手に進み、陸橋を渡ると、法金剛院です。門に、「しだれ桜見頃」と墨で書かれた白い張り紙ありました。陸橋の上から紅枝垂れ桜のピンク色が少し見え、胸が高鳴ります。門を入るとソメイヨシノや枝垂れが数本ありました。その奥にある受付で入園料を払い、さらに庭園に進むと、ありました。見事な満開の紅枝垂れ桜が1本。やはりネットの威力はすごいですね。撮影する多くのカメラマンの姿がありました。

このお寺、決して大きいものではありませんが、池泉回遊式の庭園で、池の周りを、ぐるり散策できるようになっています。いろんな種類の椿も植えられており、赤い木瓜やユキヤナギもあってまさに春爛漫といった風情です。パンフレットによりますと,このお庭は、はるか平安時代の作庭で、作者もわかっている貴重な浄土庭園だそうです。また関西花の寺第十三番霊場で、一番有名なのが、夏のハス(蓮)で、他に、春の枝垂れ桜(待賢門院桜)、花菖蒲、あじさい、紅葉と被写体としては申し分ないようです。
この枝垂れ桜、本殿を背景にしたり、池を前景に入れたり、はたまた枝垂れの中に入って撮影したりと十分堪能したあと、次の目的地に向かいました。



次は、どこにしようかと思案しましたが、以前から気になっていた梅小路公園内の日本庭園「朱雀の庭」に寄ってみることにしました。京都駅のひとつ手前の駅「丹波口」で降りて、梅小路公園を目指します。駅で入手した案内図を見ると、京都島原という文字が目に留まりました。せっかくなので少し寄り道をすることにしました。JRの線路の1本東側の通りを進むと、「角屋(すみや)」という、とても大きな木造の建物が見えてきました。
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