未熟なカメラマン さてものひとりごと

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天空の神殿

2009-01-21 22:14:13 | 観光名所

出雲大社の高さ47mの日本一の国旗掲揚塔(H20.12.30撮影)


平成の大遷宮で本殿を拝観する人々(H20.5.5撮影)

 またまた古い話で恐縮です。この出雲大社の国旗掲揚塔(上の画像)は日本一の高さを誇ります。見上げているだけで目が舞いそうですが、古代神殿が48mであったと言われ、国旗掲揚塔はその神殿より1m控えて47mで計画され建立されたそうです。またこの国旗掲揚塔に掲げられる日の丸の旗も畳75枚分に相当する日本最大の国旗だそうです。この長大な掲揚塔に舞う巨大な国旗を一度は見てみたいものですが、当日は風が強かったせいか、はたまた祝日でなかったせいか残念なことに掲揚されていませんでした。
 現在の本殿(国宝)は高さ24mですが、古代の神殿は48mですからはこの倍の高さとなります。ただ建物の大きさ自体は変わらず足の部分が異様に長い形状だったようです。いずれにしても屋根の部分がこの掲揚塔を上回る高さとは想像だにできません。古事記、日本書紀によると、当時の建築物としては東大寺の大仏殿よりも高かったそうです。
 でもこのような神殿を支える巨樹とはどのようなものでしょう!現在残っている杉の巨樹で40mを超えるものはそうありませんが、平成12年に現拝殿の北側で本殿の巨大な柱が発見されました。なんと杉の巨樹3本を鉄の輪でくくって1本の柱としてあったそうです。
まさに歴史のロマンを感じさせてくれるお話ですね。

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