訪問日:令和2年(2020)10月5日
Gotoトラベルを利用した山陰の旅’のつづきです。
出石の人気そば店・近又でおいしい出石皿そばを堪能したあと、目的地の湯村温泉に行く前に、城崎に立ち寄り日中の温泉街を散策してみようと思いました。
ここで苦労したのが、駐車場でした。たまたま空いていた観光バス対応の大型駐車場に入れましたが、いきなり3時間1,000円との宣告。少々高いと思いつつ、また探すのも面倒なのでそのまま停めることにしました。なかには値段を聞いて引き返す車もありました。
城崎といえばこの景観、大谿川の柳並木
夜は雰囲気がガラリと変わる (撮影日:2018.10.28)
城崎温泉といえばやはり外湯。駅通りを突き当たったところにある地蔵湯
時刻は、午後2時ごろでしたが、この時間でもそぞろ歩く観光客の姿がありました。それにしてもこの城崎、いつ来ても若者のグループやカップルの多いことに気が付きます。
しだれ柳が揺れる大谿川に沿って、旅館や外湯、土産物や懐かしい遊技場などが賑やかに並び、この町の華やかさが若者の心を引き付けるのでしょうか。
駅通り
派手な看板もある、まるで道頓堀のようです
人力車、乗って自由に写真を撮ることもできる
一の湯
夜はこんな感じです(撮影日:2018.10.28)
玉橋あたりが最も風情のあるところ
「高瀬川のような浅い流れが町の真ん中を貫いている。その両側に細い千本格子のはまった、二階、三階の湯宿が軒をならべ、眺めはむしろ曲輪の趣きに近かった。また温泉場としては珍しく清潔な感じも彼を喜ばした」志賀直哉の「暗夜行路」の一節です。
現在の旅館は、三木屋、ゆとうや旅館、つたや旅館などかつて文人墨客が愛した老舗旅館もありますが、約80軒と言われる旅館の多くが今風のカジュアルなスタイルです。大正14年、城崎の町は北但大地震で壊滅的な被害を受けました。町並みは、昔の風情を残しながらハイカラな温泉街として復興し、さらに発展して現在に至っています。
昼間の通り
夜になるとぐっとにぎやかになります(撮影日:2018.10.28)
遊技場もこの通り(撮影日:2018.10.28)
木屋町通りで見た石像
重厚な土蔵の扉
外湯 まんだら湯
ヤマハギが花をつけていました
スイレンを見つけました
大きなカエルもいました
(極楽寺 枯山水庭園「清閑庭」)
山門 極楽寺は臨済宗大徳寺派の寺院
今回、一番興味があったのが、未だ訪ねたことのない極楽寺の枯山水の石庭「清閑庭」です。極楽寺は、温泉街の西南の隅に位置し、川沿いの桜並木の続く木屋町通りをひたすら進むと、ロープウェイ乗り場手前の奥まったところにありました。立派な山門を潜ると、本堂の前に枯山水庭園が広がっています。白砂と黒砂が左右に配置され、その中に浮かぶ苔むした石。その幾何学模様が、とても斬新に見えました。どこか重森三玲が作庭したかのような趣があります。日本庭園大好きの私にはたまりません。いろんな角度から撮影をしました。来た甲斐があったというものです。
極楽寺は、臨済宗大徳寺派の仏教寺院、予約をすれば、住職の説教と座禅の体験もできるとか。非日常的な空間にどっぷりと浸かってみるのもいいですね。
本堂
大海に島が浮かんでいるよう
苔で覆われた島
存在感のある蹲踞
別角度から山門方面を見る
黒砂と白砂のコントラストが美しい
別角度から
庚申堂、奈良市のならまちでも同じようなものを見ました
反対側から本堂方面を見る
本当に美しい
山門前の岩肌にたくさんの地蔵
マンホールは意外にも桜と石橋のデザイン
湯の里通りにでました
志賀直哉ゆかりの宿 三木屋
出格子のある三階建ての風情ある旅館
びっくり紫陽花がまだ咲いていました
一の湯まで戻ってきました
川面に映る枝垂れ柳
このあと、本日の最終目的地湯村温泉に向かいました。時間的には少し早いのですが、早く着いて、夕食の前に温泉街をゆっくり散策してみようと思ったからです。
山陰の旅その1 但馬の小京都・城下町出石(いずし)皿そばの名店を訪ねて
Gotoトラベルを利用した山陰の旅’のつづきです。
出石の人気そば店・近又でおいしい出石皿そばを堪能したあと、目的地の湯村温泉に行く前に、城崎に立ち寄り日中の温泉街を散策してみようと思いました。
ここで苦労したのが、駐車場でした。たまたま空いていた観光バス対応の大型駐車場に入れましたが、いきなり3時間1,000円との宣告。少々高いと思いつつ、また探すのも面倒なのでそのまま停めることにしました。なかには値段を聞いて引き返す車もありました。
城崎といえばこの景観、大谿川の柳並木
夜は雰囲気がガラリと変わる (撮影日:2018.10.28)
城崎温泉といえばやはり外湯。駅通りを突き当たったところにある地蔵湯
時刻は、午後2時ごろでしたが、この時間でもそぞろ歩く観光客の姿がありました。それにしてもこの城崎、いつ来ても若者のグループやカップルの多いことに気が付きます。
しだれ柳が揺れる大谿川に沿って、旅館や外湯、土産物や懐かしい遊技場などが賑やかに並び、この町の華やかさが若者の心を引き付けるのでしょうか。
駅通り
派手な看板もある、まるで道頓堀のようです
人力車、乗って自由に写真を撮ることもできる
一の湯
夜はこんな感じです(撮影日:2018.10.28)
玉橋あたりが最も風情のあるところ
「高瀬川のような浅い流れが町の真ん中を貫いている。その両側に細い千本格子のはまった、二階、三階の湯宿が軒をならべ、眺めはむしろ曲輪の趣きに近かった。また温泉場としては珍しく清潔な感じも彼を喜ばした」志賀直哉の「暗夜行路」の一節です。
現在の旅館は、三木屋、ゆとうや旅館、つたや旅館などかつて文人墨客が愛した老舗旅館もありますが、約80軒と言われる旅館の多くが今風のカジュアルなスタイルです。大正14年、城崎の町は北但大地震で壊滅的な被害を受けました。町並みは、昔の風情を残しながらハイカラな温泉街として復興し、さらに発展して現在に至っています。
昼間の通り
夜になるとぐっとにぎやかになります(撮影日:2018.10.28)
遊技場もこの通り(撮影日:2018.10.28)
木屋町通りで見た石像
重厚な土蔵の扉
外湯 まんだら湯
ヤマハギが花をつけていました
スイレンを見つけました
大きなカエルもいました
(極楽寺 枯山水庭園「清閑庭」)
山門 極楽寺は臨済宗大徳寺派の寺院
今回、一番興味があったのが、未だ訪ねたことのない極楽寺の枯山水の石庭「清閑庭」です。極楽寺は、温泉街の西南の隅に位置し、川沿いの桜並木の続く木屋町通りをひたすら進むと、ロープウェイ乗り場手前の奥まったところにありました。立派な山門を潜ると、本堂の前に枯山水庭園が広がっています。白砂と黒砂が左右に配置され、その中に浮かぶ苔むした石。その幾何学模様が、とても斬新に見えました。どこか重森三玲が作庭したかのような趣があります。日本庭園大好きの私にはたまりません。いろんな角度から撮影をしました。来た甲斐があったというものです。
極楽寺は、臨済宗大徳寺派の仏教寺院、予約をすれば、住職の説教と座禅の体験もできるとか。非日常的な空間にどっぷりと浸かってみるのもいいですね。
本堂
大海に島が浮かんでいるよう
苔で覆われた島
存在感のある蹲踞
別角度から山門方面を見る
黒砂と白砂のコントラストが美しい
別角度から
庚申堂、奈良市のならまちでも同じようなものを見ました
反対側から本堂方面を見る
本当に美しい
山門前の岩肌にたくさんの地蔵
マンホールは意外にも桜と石橋のデザイン
湯の里通りにでました
志賀直哉ゆかりの宿 三木屋
出格子のある三階建ての風情ある旅館
びっくり紫陽花がまだ咲いていました
一の湯まで戻ってきました
川面に映る枝垂れ柳
このあと、本日の最終目的地湯村温泉に向かいました。時間的には少し早いのですが、早く着いて、夕食の前に温泉街をゆっくり散策してみようと思ったからです。
山陰の旅その1 但馬の小京都・城下町出石(いずし)皿そばの名店を訪ねて