未熟なカメラマン さてものひとりごと

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江府町のおいしいそば処を訪ねて 平成29年6月10日(土)

2017-06-21 00:28:06 | そば
先月のことですが、仕事の関係で、山陰地方の定期刊行誌「さんいんキラリ」の編集者の方とお話をする機会がありました。雑談の中で、そば好きの私は、「どこかおいしいそばの店をご存知でしたら教えていただけませんか?」と尋ねたところ、「たたら・・・、場所は江府町ICから近いところ」、と教えていただいたのですが、はっきり店の名前を思い出すことができません。

先日、久しぶりに蒜山高原を訪ねた際、ちょうどお昼時だったこともあり、教えてもらったお店を訪ねようと思ったのですが、やはり店の名前を思い出せないので、文明の利器スマートフォンに「江府町のおいしいそばの店を教えて?」と入れたところ、何と、最初に出てきたのが「そば道場たたらや」でした。そうだったこのお店に違いないと確信を得て、道の駅「風の家」からナビをセットすると所要時間は30分ほどでした。しかし驚いたのが、所在地が江府町ではなく、日野町だったということでした。
(江府町は日野郡江府町、日野町は日野郡日野町でお隣の町)

こうして、山越えの道を進み、高速道路の高架下を潜ると、出雲街道(国道181号線)江尾の交差点に出ます。そこから南下し、日野町に少し入ったところで、お店に到着です。駐車場は近くに確保してあり幟もたっていましたが、3台分だけでした。満車だったので、しかたなく、近くの銀行の駐車場に停めさせていただきました。(すみません、お世話になりました)



旧街道根雨宿


町並みに溶け込んだ店構え

店は、旧街道根雨宿の通りを入ったすぐのこところにあり、構えは相当古く、何でも昔の造り酒屋を改装したものだそうですが、大きな建物ではないので、うっかりすると通り過ぎてしまいそうです。
人通りは少なく、こんなところでお店が成り立つのか不思議に思います。店に入ると意外にもほぼ満席でしたが、ちょうど1組が帰るところでした。その帰る人を見たとき、びっくり。何とあの編集者の方がいるではありませんか。お互いに絶句です。



日野町産のそば粉を使った絶品のそば


レトロな銀行の建物


窓際のカウンター席に座ると、すぐにお茶ならぬ、蕎麦湯が出てきました。何を食べようかと思いましたが、やはり最初は定番と、ざるそばを注文しました。10分ほど待ちましたが、これは仕方ないこと。そば汁は「え?」というほど少なめです。通は先を少しだけつけて食べるとか。麺は細めで白っぽく上品です。さっそく食してみると、なんとおいしいことでしょう。適度のコシと風味、期待を裏切らない素晴らしい味でした。あとで、どこのそば粉ですか?と尋ねると地元日野町産とのことでした。営業時間がお昼だけなので少しもったいないような気がしましたが、予約を入れると、そば打ちも体験できるとか。
お近くに行かれたら、ぜひ寄ってみてください。納得の味ですよ!
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