くじゅう花公園 入園口
そば街道の人気そば店「吾亦紅(われもこう)」を出発し、次に向かったのがくじゅう花公園です。時間にして約30分ほどでしたが、昨年の熊本地震の影響で何箇所か片道交互通行のところがありました。
くじゅう花公園は、8年ぶり2回目の訪問です。前回、それほど観光客は多くない印象があったのですが、この日の駐車場はほぼ満車でした。入園料は1300円でしたが、JAFカードの割引が効き1,000円でラッキーでした。
受付のゲートを過ぎると、すぐに南米の軽快なラテン音楽が聞こえてきました。生バンドの演奏の最中でした。こういう音楽を聴くと気分も明るくなりますね。
園内はとても広く、やや傾斜した土地にテーマ別に花が植えられています。私がよく訪ねている、鳥取県の「とっとり花回廊」や、広島県庄原市の「国営備北丘陵公園」とは違った趣や美しさがあります。
テラコッタの庭
美しい園内
クレマチスがきれいに咲いていました。
とても美しいツルバラです。
一番の特徴は、借景に九重連山が控えていることではないでしょうか。
この季節、私の一番のお気に入りは、「春彩の畑」ですが、逸る心を抑えて、まずは、入園口右側の久住ガーデンを観察です。白がテーマの庭で、白い花がこんなにあったのかという驚きと、白い花の美しさを再認識した思いです。
そして、いよいよみはらしの丘の「春彩の畑」です。11種類の春の花の寄せ植えですが、その配色が素晴らしく、これぞ「くじゅう花公園」といった感じで、これだけの規模の寄せ植えは他の花の公園では見た記憶がありません。
春彩の畑の見事な寄せ植え
四季彩の丘では、ナデシコ、ポピー、そよ風の丘ではネモフィラが見ごろを迎えていました。最後に、温室アンティルでいろんなベゴニアを観察したあと、ちょうど行われていたジャズの演奏を聴きながら、花公園をあとにすることにしました。
四季彩の丘のポピーが見ごろでした。
ネモフィラはやや見ごろを過ぎていました。
温室の白い花
ジャズ演奏に見送られてくじゅう花公園をあとにしました。
この花公園、秋には、渡りをする蝶、アサギマダラが観察できると聞いてとても驚きでした。私も人生、3回ほど見た記憶がありますが、あの優雅な姿と空高く飛び上がる舞には特に惹かれるものがありました。
次に向かったのが、本日最終の目的地、そして宿泊先でもある由布院です。