未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

伊根湾遊覧船でカモメに餌をやりました!

2012-10-17 21:05:44 | 観光名所

智恩寺で見たおみくじは扇子型

13日の土曜日、京都府宮津市天橋立と舟屋の里・伊根の町並みを訪ねました。朝、井原を8時半に出発、途中SAで一回休憩したあと流れにそって走ると天橋立に着いたのは、ちょうどお昼の12時頃でした。
こちらでの、一番の目的は、定番中の定番、天橋立ビューランドでの飛龍観展望・股のぞきでした。駐車場を探すと、どこも800円とあります。高いなと思いながら、たまたま空いていた駐車場に停めるといきなり1000円を徴収されました。さっきのところへ停めておけばよかったと思いましたがあとのまつり。終日料金とのことでしたが、1時間ほどの滞在予定でしたので随分高額な駐車料となりました。このことは観光地のイメージとしても問題だと思います。是非、公営の低料金の駐車場を設けていただきたいと思います。



リフトから見る天橋立

さて、人の流れに従って歩くと、そこは智恩寺というお寺でした。立派な山門を潜ると正面に文殊堂、左に多宝塔がありました。松の木に結び付けられたおみくじに扇子型のものがあり、しゃれている感じがしました。そして天橋立ビューランドへ、モノレールとリフトがありますが料金は変わりません。時間待ちのないリフトを利用しましたが背後に徐々に姿を現す天橋立はまさに絶景です。念願の股覗きをし、瓦投げをして再びリフトに乗って駐車場へ戻ります。ついでにと、おみやげを買っていると、もういい時間になっていました。

ここから伊根湾までは、車で25分程度。途中、湾岸の景色を見ながら走るのは何とも気分のいいものです。まず昼食をしようと向かったのが、小高い丘の上にある道の駅「舟屋の里伊根」です。2階のレストラン舟屋で注文したのは海鮮丼。新鮮でなかなか美味でした。ここから湾内を一望できます。海面ぎりぎりに湾を取り囲むように立つ舟屋群。津波が来たらどうするのだろう、とか、家が湿気て傷まないのだろうかと考えてもみたりします。湾内を、観光船が周遊していましたが、なぜかたくさんのカモメが船の周りを飛び交っていて、漁船ならともかく、不思議な感じがしました。

今日は、湯村温泉に予約を取っていました。夕方5時頃到着としていましたので、こちらもあまり時間がありません。少しだけ町並みを散策しようと思いましたが、なかなか適当な駐車場所がみつかりません。空き地にちょっとだけ停めさせていただき、急ぎ何枚か写真に撮って、遊覧船乗り場に向かいました。次の便の出発予定時間は3時となっていました。15分待ちです。この待ち時間がもったいないと思いましたが、仕方ありません。待合所の前でカモメの餌を売っていました。中を見るとあの「かっぱえびせん」でした。こんなものを食べても大丈夫かなと思いながらも試しに1袋買い求めました。発着の5分前に遊覧船が帰ってきました。最近就航した新造船だそうです。

この便の乗客は約30名。船が出ると、一斉にカモメが船の周りを飛び交います。なるほどこういうことかと、先ほどのレストラン舟屋から見た光景を思い出しました。アナウンスによりますと、鳥はカモメだけではなく、ウミネコもいるとか。でもカモメとウミネコはどこがどう違うのでしょう。危険ですのでトンビに注意してください、ともありましたが、なるほど上空をみるとトンビの群れが旋回していました。

「かっぱえびせん」の先をつまんで腕を伸ばすと、さっと飛んできて咥えて行きます。どこから来るかわからないというスリルもあって、すっかりはまってしまいました。

肝心の舟屋ですが、やはり海側から見るとその形容がよくわかります。もう少し近くに寄ってくれればいいのにとも思いましたが、民家の中を覗きこむようになりプライバシーの問題があるのかもしれません。船が昔に比べ大きくなったためでしょうか、外側に係留している舟屋も目立ちました。唯一、漁港で重要伝統的保存地区に指定されている伊根の町並み、ひっそりと佇むその様子にどこか郷愁のようなものを感じました。船が港に着くともう午後3時半になっていました。もう一度ゆっくり散策したいと思ったあっという間の伊根の町並みです。



カモメが飛び交う伊根湾遊覧船
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする