未熟なカメラマン さてものひとりごと

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誕生寺庭園の紅葉は素晴らしい(平成22年11月3日)

2010-11-08 20:37:54 | 神社・仏閣


少し早いのですが、県内の紅葉を訪ねました。当日はまったくの行楽日和。10月31日の蒜山・大山が雨だったのでリベンジの意味もありました。まず、井原市内の田中苑で楷の木をチェック、かなり色づいていますが、週末の日曜日頃が見ごろでしょうか!オレンジがかった赤と、イエロー、ライトグリーンのグラデュエーションは何ともいえません。

さて、本日の予定ですが、ネットでまだ訪ねたことのないところを探していたら、普門寺で11月7日から桜と紅葉のお祭りが開催されるとありました。それでは、開催前に訪ねてみようと思ったわけです。状況次第で、通過点の吉備高原都市やたけべの森も寄ってみたいと思いました。
最初に見たのは、吉備高原都市です。街路樹がきれいと聞いていましたので、通るついでに、寄ってみました。国立リハビリテーション施設付近の街路樹は、赤や黄色、すでに散りかけるものもありましたが、西欧的な素晴らしい景観です。施設からなにやら軽快な音楽が。なにか行事でもやっているようでした。とてもきれいな施設にびっくり。こちらはほぼ想像どおりでした。
国道53号線に出てから、うどんの名店「すぎ茶屋」へ。適度なコシを残しつつやわらかい麺は最高。なかなか味わえない食感です。いつもお客さんがいっぱいですが、オーダーから出てくるまでが早い。回転の良さも抜群です。やはり、はやる店はそれなりに理由があるということですね。
ここで急遽、比較的近い場所にある古刹誕生寺を訪ねてみようと思い立ちました。法然上人の誕生の地、たしか山門を入ったところにある、大銀杏が色づいているのでは、とふと思ったからです。でもカエデはあったかなと思い出してみましたが、わかりません。
誕生寺に着いて銀杏を見てみると、見ごろはまだまだ先のようでした。少々残念でしたが、それでは久しぶりに庭園でも見てみようと入園料200円を払って中に入ると、ガラスに映りこむ紅葉らしきものが。あれここにもカエデがあったのかと庭を見ると、枝振りのよい大きなカエデの穂先が見事に紅葉しているではありませんか。素晴らしい!思わず声を出してしまいました。凛と立つ数本の杉の巨木や木立の中にたった一本のカエデの見事なまでのコントラスト。まさにシーズンの京都の名所のような感じです。そうそう、どこか天授庵の紅葉に似ていると思いました。
 これだけきれいなら、この時季だけでも畳を入れて座って鑑賞できるようにしては!と思いました。(管理面からでしょうか!普段は部屋の畳はありません。)
他には誰もいなくて、この紅葉を独り占め。随分得をした気分になりました。期待していなかっただけに、喜びも大きいということでしょうか!
 紅葉はその木々だけでは、美しさはほんの少しのもの。背景にお寺の塔や山門、お堂が入ったり、川の流れや庭園などがあって、そのすべてが一体感となってこそ、美しさが際立つ、そういう感じがします。

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