未熟なカメラマン さてものひとりごと

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岡山県の紅葉の名所を訪ねて 普門寺/真庭町(平成22年11月3日)

2010-11-15 20:59:11 | 神社・仏閣


誕生寺を出た後、国道53号線から国道429号線へ。すべてナビ任せなので、どこをどう走ったか、あとで考えてもわかりません。旭川沿いをしばらく走り三休公園の案内板が見えるころ、橋を渡り、ひたすら山道を走ります。過去、このようなケースでは脱輪をしそうなほど細い道を走ったこともありましたが、今日は最低限の道幅は確保してあり、最後まで安心して運転できました。それにしても、普門寺の案内板を見てからどれほど走ったでしょう!
おそらく7キロ以上。こんなところによくお寺を建てたな、と感心します。
近くまで来ると少し開けたところへ出ました。向かいの丘に萱葺き屋根のお店(シーズンのみ営業?)も見えます。明日から、桜とモミジ祭りが開催されるそうですが、その頃、観光客は、ほかに中年ライダーひとり、と子連れの3人の親子のみでした。
石段を登ると、小さな門があり。こじんまりとしたお庭と本堂があります。塀にかかるカエデはまだまだ青葉状態でしたが、少し総社の宝福寺に似ていると思いました。
 本堂を正面に見て左に進むと、歴史を感じさせる仁王門とお堂が見えます。このあたりでは、結構色づいたカエデを目にすることができました。インターネットでたまたま見つけたこのお寺ですが、あとで、某生命のイベントカレンダーや、テレビ、ラジオでも:紹介されていました。一番のウリは、確か桜と紅葉の意外な取り合わせでした。このことをふと思い出して、近くにおられた住職の奥さん(想像ですが)に「さくらはどこにありますか?」と聞くと、わざわざ案内してくださいました。
 ソメイヨシノのボリュームのある桜を想像していた方には、少々がっかりされると思いますが、四季桜とか二季桜、あるいは寒桜とも呼ばれ、一年に二度咲く桜だそうです。謙虚にひそやかに咲いている感じです。「ほら!ここに!」と指差しで教えていただきましたが、下の谷にたくさん植えられていて、これから見ごろだそうです。
 次に向かいの丘にある萱葺き屋根の建物の方に登ってみました。萱葺きはそばのお店。この日は閉まっていましたが、建物の前には、ひろいソバ畑が広がっていました。実をつけていて、間もなく収穫のようでした。ここからの見晴らしも素晴らしく、癒された気分で普門寺をあとにしました。

コメント
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