毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 244

2018-08-29 23:05:05 | 本 3

 

今日は28日だと勘違いしていました。

じゃあ昨日は何日なのかというと、私の中ではちゃんと28日であって、

28日が二日続いても、そこらへんはおかしいぞ、あれ? という感覚が皆無で、

こうやって少しずつやんわりとボケていくのでしょうか。

 

この10日間に読んだ本となると、結構今回は併読していて、

今読んでいる真っ最中の本を何冊か抱えていて、よって今回は少なめとなります。

では、いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

  〆切本

 必ずペンを用ふ。

 

古今東西の作家の〆切について語った抜粋集。

表紙が一番良かったかもしれない。

中は濃すぎて消化不良というか、箸をつけるのをためらうというか。





 犯罪者 上/太田愛

ない憤懣を押し殺し、早く行けというように顎をしゃくった。事件発生から二十分、も



 犯罪者 下/太田愛

当の愉快犯もいなくなっていますしね」


上下2冊まとめて。

利用している書店のポップで「ぜひ読んで欲しいおすすめ本」みたいなことを強く強くアピールしていて、

あまり気乗りしないけれど、図書館で試しに予約をいれてみた。

人気があるようで待つこと数ヶ月、先週ぽっかり届いた。

予約を入れていたことすら忘れていて、期待せず「潰し」のつもりで上巻を手に取り読み始めたら、

なにこれ、面白い。

著者の太田愛さんも知らないし、「相棒」も見ていない。

読みながら「ディーヴァー?」なんて浮かんだのだけど、

解説で池上冬樹氏も同じく「ディーヴァー」を引き合いに出していた。

ディーヴァーほどどんでん返しやジェットコースターではないけれど、

かなり緻密に伏線だらけ、思わぬ方向に飛んでいく。

ちょっと広げすぎかなぁ、映像分野の人なんだなぁとか思うことはあるけれど、

お金を出して読んでも(図書館本でしたが)損はないなと思える一冊(二冊だけれど)でした。

あと2作品出しているそうで、これは読むこと決定。

しかし、読みながらアタマついていかないなと思うことしばしば。

どんどん回転遅くなるし理解できていないし結びつかない。

いやぁ、こういう類の本を読むと、妙に焦ります。

 

 

以上、だいぶ体調が戻って来た244回目でした。