今日は28日だと勘違いしていました。
じゃあ昨日は何日なのかというと、私の中ではちゃんと28日であって、
28日が二日続いても、そこらへんはおかしいぞ、あれ? という感覚が皆無で、
こうやって少しずつやんわりとボケていくのでしょうか。
この10日間に読んだ本となると、結構今回は併読していて、
今読んでいる真っ最中の本を何冊か抱えていて、よって今回は少なめとなります。
では、いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あとは紹介にも感想にもならない雑文です。
〆切本
必ずペンを用ふ。
古今東西の作家の〆切について語った抜粋集。
表紙が一番良かったかもしれない。
中は濃すぎて消化不良というか、箸をつけるのをためらうというか。
犯罪者 上/太田愛
ない憤懣を押し殺し、早く行けというように顎をしゃくった。事件発生から二十分、も
犯罪者 下/太田愛
当の愉快犯もいなくなっていますしね」
上下2冊まとめて。
利用している書店のポップで「ぜひ読んで欲しいおすすめ本」みたいなことを強く強くアピールしていて、
あまり気乗りしないけれど、図書館で試しに予約をいれてみた。
人気があるようで待つこと数ヶ月、先週ぽっかり届いた。
予約を入れていたことすら忘れていて、期待せず「潰し」のつもりで上巻を手に取り読み始めたら、
なにこれ、面白い。
著者の太田愛さんも知らないし、「相棒」も見ていない。
読みながら「ディーヴァー?」なんて浮かんだのだけど、
解説で池上冬樹氏も同じく「ディーヴァー」を引き合いに出していた。
ディーヴァーほどどんでん返しやジェットコースターではないけれど、
かなり緻密に伏線だらけ、思わぬ方向に飛んでいく。
ちょっと広げすぎかなぁ、映像分野の人なんだなぁとか思うことはあるけれど、
お金を出して読んでも(図書館本でしたが)損はないなと思える一冊(二冊だけれど)でした。
あと2作品出しているそうで、これは読むこと決定。
しかし、読みながらアタマついていかないなと思うことしばしば。
どんどん回転遅くなるし理解できていないし結びつかない。
いやぁ、こういう類の本を読むと、妙に焦ります。
以上、だいぶ体調が戻って来た244回目でした。