毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 43

2013-01-29 22:13:13 | 

 

また10日が過ぎました。

毎月9のつく日にやっているこのシリーズ。

読んだ本の17ページ6行目をアタマから書き写しています。

アタマから書き写しているので、運が良ければきちんとした文になってるし、

運が悪けりゃ空行だったりイラストだったり。

まぁだいたいが、尻切れトンボ(アタマ切れも多々あります)となってますが。

あとは雑文。感想にもなってない、印象に残ったことなどを書き留めてます。

 

 

 

 考えない人/宮沢章夫

 私の足の指を強い力で押す。

 

 

 

 セカンドウィンド 2/川西蘭

 学校はファンタジー映画に出てくる魔法学校みたいだ。建物も雰囲気も。寮監が意

 

 

 

 ミーナの行進/小川洋子

な薄紙のように白く、血管はもちろん血の流れる様子までが透けて見えそうだった。女の子なら誰も

 

 

 

 ビブリア古書堂の事件手帖 2 ~栞子さんと謎めく日常~/三上延

かった本を、どうして何冊も買いこんだのか。立ち止まって、開いたままの襖を振り

 

 

 

 戸川幸夫動物文学全集 6/戸川幸夫

けでなく、人間の同じ年ごろの子供とはかなり違った体格

 

 

 

 フィルハーモニーの風景/岩城宏之

 

 

 

 いいねぇ~江戸売り声 ―絵で見る商いの原風景/宮田章司

 

 

 

 ダ・ヴィンチ 2013年1月号

 

 

 

 ダレン・シャンⅦ ―黄昏のハンター―/Darren Shan

 

 

 

 ダレン・シャンⅧ ―真夜中の同志―/Darren Shan

 

 

 

 ダレン・シャンⅨ ―夜明けの覇者―/Darren Shan

ぐ目がなれた。背後から追ってくるバンパニーズとバンペットの一団が、よく見える。もちろん、むこ

 

 

 

怒涛のダレンシャン追い込みで、ちょっと前まで夢中で読んでました。

目が、目が、目がぁ。

7巻は再読、17ページの6行目は空行。

8巻はマンホールのイラスト。

児童書で、これはホラーになるの?ファンタジーになるの?なんだか描写がグロいし、ありえない話なんだけど、

この歳で読んでも面白い。

よく、本は別の世界に連れてってくれるっていうけれど、

このダレンシャンシリーズには、「あ、ほんと、本を開くと、中には別の世界が広がっているな」と。

ワープ。どこでもドア。

早く続きを読みたい。

 

「考えない人」はもっと軽く、笑えそうな本かと思ったら、なかなか考えてしまう本で、

ほいほい借りてきた私がよっぽど考えない人だったよなと(笑)。

 

『力はどこか別の場所からやってくる』

セカンドウィンド2 の中で歌がでてくるのね。

それに合わせて私も心の中で口ずさむと、あれ?歌詞とメロディーがかみあわない。

オカヲ、コエテ、ユコヨ。

さて、これを読んだあなたはどちらのメロディーが浮かんだでしょ。

私は♪ らんらららんらんらららら のほう。ヤギさんも~ (メェメェ)のやつね。

マスミノ、ソーラハ、ホガラカニ、ハレテ。

こうなるとヤギさんでは絶対歌えない。変だな、どうしてあわないんだろうと調べてみると、

この歌は藤山一郎さんの「丘を越えて」だったんですねぇ。ヤギさんのは「ピクニック」

どうしてこういう古い歌を岳くんは歌うのか。3作目で謎はとけるのでしょか。

セカンドウィンド絡みでもうひとつ。

あまりにもレベルの違う話で恐縮ですが。

『脚を回せ』ってでてくるんです。私はつま先で(指のつけ根の下あたり)踏んでたのよね、ペダルは。

右脚で踏んで、上がった左脚で次踏んでの繰り返し。回転ではなく階段的漕ぎ方。

で、靴底についた泥をこすりとるみたいにだったかな、

そんな表現で「回せ」と書いてあったと記憶しているのですが。

さっそく実践、靴底の泥をこするぞとイメージしてみたら。といってもエアロバイクで恐縮ですが。

違いがわかった(笑)。踏むのと回すのでは違うぞぅ。力が効率よく持続する、いや、している気がする私レベル。

股関節から脚が回ってる(笑)。まぁ重くなれば踏みこみますが。

というわけで、今日も某所で回してきて(笑)すでにへろへろです。

 

小川さんは3冊目。

 前の本よりは明るいけれど、やっぱりところどころに死が現れる。

 

栞子さんはというと…。あくまでも個人の感想ですが、お姫様だっこはやめてほしいよなと。

普通に肩を貸すとか、体を支えるではダメなんでしょか。

 

今日も長くて恐縮です。

 

吉村昭さんの羆嵐は過去何度かこのブログに出てきてます。

ひょんなことから、戸川幸夫さんもあの三毛別の羆事件を扱った小説を書いていると知りまして。

それがこの戸川幸夫動物文学全集6のなかの一話 「羆風」

羆嵐と羆風なんて、どうしてこういう題をつけたのか。お聞きしてみたい。

で、その羆風ですが、感想はというと、やっぱり吉村さんが私はいいなと。

 

岩城さんのこの本は、下手な小説やエッセイ読むより面白かった。

読みながら、ニューイヤーコンサートの動画を観てしまいました。

 

いいねぇ~江戸売り声 ―絵で見る商いの原風景とダ・ヴィンチは気分転換用に。

笊売りが凄かった。ほら、笊って軽いでしょ。売る人の姿が見えないほど笊を大量に担いで、埋もれてる。

どうみても小山。笊の山が歩いてる。

笊人間だな。笊人間コンテストってのを開いて競ってほしいくらい。

ダ・ヴィンチも、見ちゃうと、あ、こんな本あるんだとか、新刊でてるんだとか、いろいろ気がつくこと多くて、

さらに買ったり借りたりしちゃいそう。って、もう買いに行く気満々でいますが。

こうやって誘惑に負けて、積んでる本がたまってゆくのよね。

図書館に返しに行けば借りてきちゃうし、借りないぞと決めても予約していた本の順番がまわってきたり。

返却カウンターだけでUターンしてこいなんですけど。

 

以上、17ページ6行目、43回でした。