昨日に引き続き、ネタを穂村さんの本からいただいてしまいました。
君がいない夜のごはん/穂村弘 より
その3 今まで食べたなかでもっとも変わったものは?
さぁ、私は何を食べてきたのか。変わったものを白状せぃと言われて浮かぶのは、3つ。
ただし、2つはそこまで驚きではないかもしれませんが。
1 クマの肉。
これはM氏とH氏に連れていってもらったお店で食べた一品。
いまだに本当にあれはクマだったのかと思うけど、やっぱりクマなんでしょね。
ごったんでした。
2 サメの肉
某水産試験場で働いていたとき、委託船の網にかかったサメをさばいて食べたことがあります。
種類は忘れた。小型のサメだったと。
アンモニア臭かったのだけは強烈に覚えています。
食感も味も記憶にない。まずかった(笑)。
で、これはきっと、少ないのではと思うのですが。
3 お茶碗にもりもり盛られた砂(笑)。
小学校にあがるまで、近所に女の子のいない環境でした。
兄のあとをくっついて、嫌がられながらも兄や兄の友達に混ぜてもらっていた。
で、なぜかその日は男の子と一対一で差しでおままごとをしていて、
砂に水をじょろじょろ垂らし、ぐるぐる混ぜかきまぜ固形っぽく扱いやすくして、
その子がお茶碗に湿った特製砂ごはんてんこ盛りを作り、私にどうぞとさしだした。
素直な私は、これは食べなければいけないものなんだと。
食べなければいけないものなんだと。
いただきますと、食べました。
いやぁ、砂を噛むといいますが、お口いっぱいで噛めないって。
湿った、鉄っぽい味とニオイと摩擦。ジャリっを通り越して、うぐっ。
完食はできなかったと。吐き出したのか、男の子が止めたのか、うぐっの後は空白です。
あとから親にこっぴどく怒られましたぁ。こういう前人未踏な行いを母はどれだけ心配したことでしょう。
病院に運ばれた記憶はないので、きっと砂うん○で締めだったのでは。
しばらくの間、こんにゃく食べさせられたんだろうな、きっと。
いやぁ、なんて純真な心の持ち主だったんでしょ(笑)。違うってね(笑)。