なんと14回目。おぉぉぉ。
身近にある本の17ページの6行目を書き写すのみ。
きっちり読んだ本、途中でやめてしまった本、面白かった本、なんか不完全燃焼の本、さまざま。
ぱくりネタなんですけど(某SNSで、むこうは5行目)、
面白いというか記録というか記憶を呼び起こすのに意外と使える。物忘れ激しすぎですので。
17ページって、序盤で読む側としたら力いれてポンプ押してる最中ですから、
その一行を後から読み返したら、話の筋やにおいがぽんと出てきたりする。
百瀬、こっちを向いて。/中田永一
「相原君?」
赤い指/東野圭吾
った相手が出来るわけでもなく、特に別れる理由もなく、女性のほうが婚期を逃す前にはっきり
神様/川上弘美
る。
東京バンドワゴン/小路幸也
あら、慣れないお客さんがいらっしゃいますね。店に入ったはいいけど、藍子も亜美さんもカ
ラン/森絵都
「それより、環ちゃんのことを今まで何も知らずにいたことのほうがくやしいよ。もう知
ときどき意味もなくずんずん歩く/宮田珠己
港町食堂/奥田英朗
境界線に達する。一層グリーンが鮮やかになった。そのとき、前方の海鳥の一団が
木暮荘物語/三浦しをん
物みたいに朝の光を弾いた。
妖怪アパートの幽雅な日常(2) (YA!ENTERTAINMENT)/香月日輪
「こっちは薬屋さん。年に一、二回行商しにくるんだ」
廃墟建築士/三崎亜記
「だって他の階ならいざ知らず、よりによって七階を撤去するだなんて、そんな不見識も甚だし
間取りの手帖/佐藤和歌子
Tarzan No.577 図解でよく効く!自宅トレーニング
さて。中田永一さんは乙一さんです。
で、この本は恋愛小説だそうなんですけど、あれ?そうなの?
どうも恋愛小説音痴なんでしょか。普通にお話として読み終えてしまいました。
前に、
「1位は…てけてけてけてけ(ドラムロール音) 赤い指 東野圭吾さんでした。」と載せた赤い指。
書架にあったので思わず借りてみましたが、あれ?
どうもミステリ音痴なんでしょか。序盤で脱落してしまいました。
神様はねぇ、悔しいのよ、6行目、そりゃないでしょう。
次の7行からステキなの。
「抱擁を交わしていただけますか」
くまは言った。
「親しい人と別れるときの故郷の習慣なのです。もしお嫌ならもちろんいいのですが」
私は承知した。
これだけでじゅわっときません?
本を選ぶときって、前から読んでみたかった本だったり、内容が少しながらも知っている本だったり、
ひらめき、装丁、タイトルに惹かれてなどさまざまかと。
「ラン」はタイトルで手に取り、そのまま借りてきた。
彼女はなんのために走るのか。
中は知らずに借りてきたけど、ちょっとタイムリーでした。まぁ私はフルはあれですけど(笑)。
宮田さん(タマキングさん)は、いやぁ、これまた残念。
17ページの2行目で「発作と遭遇」が終わってるの。←「発作と遭難」でした。失礼。そうなんだ。
利尻島を一周歩いた話なんですけど、本当に島の外周というか、内陸の道に入らずにおよよよよでして。
いやぁ、私も利尻へ行きたくなりました。
なんて思ってたら、
奥田さんの港町食堂の最終話は、
第六便 極寒の孤島に閉じ込められて…… 稚内・礼文島篇 となっていた。
いやぁ、これはやはり今年は利尻・礼文でしょか。
あぁ、どこか行きたい。島へ、離島へ渡りたい。
今回の三浦しをんさんは、なぜか話がすべてアレになって、ええ?アレ?あれれ~でした。
なんだかんだ言いつつ、妖怪アパート2巻借りてきちゃったし。
こうなると全10巻読破でしょか。
間取りの手帖にはやられた。
紀伊国屋で一度チェックして、図書館で借りて、そして今日、さらに紀伊国屋へ行き、
文庫のremixのほうを買ってきてしまった。
で、こっちの「間取りの手帖」のほうは、何をもって、どこのどのページが17ページにあたるのか不明で、
私の好みで選んでみました。
あ、ヘンな間取りを集めた本なんです。
←これがかなりツボった。
何がヘンなのかしばし悩んで、気がついたとき軽く噴きます。
これは迷宮だな。ほんと、収納はどこにつながっているんでしょ。
新聞の折り込み広告の不動産関連のやつを見るの、結構好きです。
でも、どう見ても変だぞってのにはなかなかお目にかかれない。
いろいろ諸事情が絡むのではと想像しますが、これどうやって暮らすのかなとか、
どうしてこうなったのかなとか、
私ならここでこう住むか?とかもう妄想炸裂。あぁ家出したい(笑)。
以上、14回目でした。