語学学校の宿舎の朝食。お昼ほど混んでいないが、6時半ぐらいから8時ぐらいまでの間に食べることができる。パン、サラダ、果物の盛り合わせ、それに薄いジュースが定番。それに私はヤクルトを持参して飲んでいた。ヤクルトは近くのセブンイレブンなどで購入できる。味もパッケージも同じ。世界のヤクルトなのだ。
【予定さまざま】
オールセイントデイの長期休暇の過ごし方として、サムソンに勤める韓国人男性はセブ島の山登り、といい、のっぽの50代の高校教員をしている日本人男性(研修で英語を選んできているとのこと)は上級者の潜水資格を取るためにセブ島から430キロ北西にあるコロン島に行くと朝ごはんのテーブルで予定を披歴していました。
「フィリピン最後の秘境と言われているダイビングスポットなのだそうですよ。気持ちよさそうじゃないですか」
ツアーにしたほうが安いと何人かに声をかけていましたが、最終的には1人で旅立ちました。
台湾でコンピュータープログラマーをしているという台湾人男性は
「資生堂島に行きたいなら、一緒に行ってもいいよ」
と我が家も誘われました。日本の資生堂と同じ名前?と、その偶然に驚いて、台湾のサイトで調べると、資生堂のコマーシャルを撮った島で白い砂浜が名物なのだそう。カオハガン島が正式名で、日本人がオーナーの小島でした。マクタン島からは7.3キロ。小舟に乗っても一時間もかからない近い距離です。ちょっとの骨休めにはよさそう。
(今年85歳となった日本人オーナーのホームページ。深いです。https://caohagan.com/)
もう一人は、日本で会社勤めをしている3,40代くらいの女性。セブ島にきて3か月。英語のスキルは相当上の人でした。
「ずーっとシャワー生活で、せいぜいセブ近郊の安い処しか行っていないの自分へのご褒美をこめて、ボラカイ島の一流リゾートホテルに行ってきます」
と話していました。世界のホワイトビーチベスト10に選ばれるなど英語圏の人にとっては知る人ぞ知るビーチだそう。
「誰ともつるまずに一人で優雅に過ごすつもり」
と静かに語っている様子に、常にだれかがいる語学学校での疲れが感じられました。
そんなある日、新聞を見ていたら、ボラカイ島に世界中の人々がやってきて世界一のビーチが汚れてしまった、とドゥテルテ大統領が閉鎖を発表していることを知りました。その発令は2018年4月26日から始まっていて、この連休直前に閉鎖を解いたのです。彼女はその改善されたビーチの一番乗りを狙っていたのでした。
このように基本的には私にもお誘いラッシュで、なかなかさばくのが大変な状況になってきました。
(つづく)
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