たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

2010年は国民読書年です。

2010-01-01 00:31:30 | 本・読書

政府広報はその趣旨を、下記のように謳っています。
◇国民読書年(政府広報)
 平成20年6月の国会決議により、2010年を「国民読書年」とすることが定められました。近年は、学校での「朝の10分間読書運動」が浸透したり、学校だけでなく家庭、地域全体で読書を推進する「読書のまちづくり」が広がったりするなど、読書に対する国民意識が再び高まりを見せています。決議では、こうした気運をさらに高めていくため、2010年を「国民読書年」と定め、政官民が協力し、国をあげてあらゆる努力を重ねていくことが宣言されています。今後、図書館をはじめ、さまざまな場所で、国民読書年にちなんだ行事や取り組みが推進されていく予定です。
(http://www.gov-online.go.jp/pr/theme/kokumindokusyonen.html)

 国立国会図書館は、昭和23年の創立以来、日本で唯一の国立図書館として納本制度などにより日本の出版物を広く収集してきました。現在では約3,600万点の資料を所蔵しています。国民読書年を記念して、読書をテーマとするイベントの開催などを行います。
(http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2009/1188450_1393.html)
公式ロゴです。


勉強が趣味のタニシの爺、読書は仕事より好きです。
現在、1000ページを超す、噂の巨著「虚数の情緒」(吉田武著、東海大学出版会)
に挑戦していることは、このブログで何回か書いてきました。
今年の夏までには読了したいと思っています。

このほか、今年読んでみたい本のリストを1、2点あげてみます。
*「まぼろしの王都」(エメリー・ロサーレス著、河出書房新社、2100円)
*「自然はそんなにヤワじゃない」花里孝幸著(新潮選書、1050円)
*「害虫の誕生」(瀬戸口明久著、ちくま新書、756円)
*「本の読み方――墓場の書斎に閉じこもる」(河出書房新社、1680円)
いずれも毎日新聞日曜日の「今週の本棚」で紹介されたもので、
メモしておいたものです。

毎日新聞に限らず、新聞各紙の日曜朝刊には、書評欄が掲載されます。
なぜか、書評を見て本屋さんに行っても、ない本が多い。
その上、高価な本ばかりです。

図書館に行っても、その手の本は、ほとんど置いてない。
一方、ベストセラーになった本は、数冊ずつ並んでいる。
図書館業務に多少、関わったものとして、
その辺の事情は分かってはいます。

リクエストの多いベストセラーを複数揃えるか。
新聞書評で取り上げられるような、
マイナーな知られていない良書を購入すべきか。

今年も、たにしの3館めぐり、映画館、博物館、図書館を題材に、
ブログを構成していきます。
図書館に行く、書架の間を歩き、本の背表紙を眺めていくと、
全く知らない世界と出会う。今年もたにし読書年。

2 コメント

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私も読書年にします (みよこ)
2010-01-09 19:02:28
はじめしまて!お邪魔いたします!
> 勉強が趣味のタニシの爺、読書は仕事より好きです。
私の理想です。
でもなかなかそうはいきませんでした。
ここに載っているような難しい本は読めませんが、今年は身の丈にあった読書をしようと思っています。
またお寄りします。




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ありがとう。 (たにしの爺)
2010-01-10 06:41:59
ご来訪の上、
コメントまで付けていただき、
有り難うございます。

とても、前向きなお気持ちを吐露されて、
どのような方か、存じませんが、
今年初めての、たにしの爺は感動しております。
これからも、ごひいきください。
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