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たにしのアブク 風綴り

87歳になります。ソロ徘徊。ブログ道連れに、そろそろあの世へ。

図書館で映画「ギフテッド」を鑑賞

2020-01-31 12:04:00 | 劇場映画

歩ける、外出できる高齢者の楽しみの一つ、
「たにしの爺」的に言えば「三館めぐり」ですね。
美術館、博物館、図書館です。

この中で無料で利用できる施設は「図書館」ですね。
歩いて行ければ交通費コストもかからない。
「たにしの爺」の徘徊歩きの途中で留まる休憩所は、
公民館と図書館です。

最近は大型活字の本しか読めなくなったので、
図書館に行かないと「大型活字」の本が借りられない。
その図書館で無料で「映画も見られる」。

当市の図書館では、年に10回ほどですが、
「シネマトーク」映画会が開催されます。
1月に上映された「ギフテッド」を鑑賞しました。



この映画の内容については全く知りません。
上映前の図書館学芸員による解説によって、
「ギフテッド」(Gifted)とは”天才児”能力者で、
「天から才能を授かった人」という意味だと知りました。

幼少時から異様な能力を示す天才児がいる。
数理的計算、抽象能力や語学感覚、記憶力など、
常人をはるかに超えたIQ指数の子どもが現れる。

小学生でありながら特定の分野で、
大学院生の能力レベルを超えている。



映画「ギフテッド」のテーマは
そのような子どもにとって「本当の幸せとは……」

天才数学者だった姉の忘れ形見の7歳の姪メアリーと、
叔父であるフランクは、
ボートの修理で生計を立てて幸せに暮らしていた。

メアリーは小学校に通っていても楽しくない。
数学の天才児だと分かる。
フランクの母イブリンが現れ「英才教育」を勧めて、
フランクの元から引き離してしまう。
亡くなった姉との約束で「普通に育てたい」フランク。

一番大切な「才能」とは、「本当の幸せとは」??
全く予備知識もなく知らなかった映画を観て、
新しい「知の扉」を広げることになりました。

40人くらの収容席でスクリーンも大きくなく、
こじんまりした空間ですが良質な映画作品を選んで、
市民に供する「図書館」の事業を評価します。

「ギフテッド」公式サイト

この映画でたにしの爺が気に入ったセリフがあります。
「年上の間違いを正すなって」「嫌われるから」
メアリー役のマッケンナ・グレイスの愛らしさ、名演技が見所ですね。
思いがけなくいい映画を見ました。