たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

「梨木の剪定枝」が発電燃料に出荷されていました

2018-05-27 13:22:42 | Journalism

4月3日の、たにしのブログにアップした、
「梨の木」剪定枝でクリーエネルギー発電の続編です。

当地方は梨の栽培で全国有数の産地です。
結実した青い実が膨らみ始めています。
7月に入れば早生物は出荷が始まります。



ナシ農家では12月から3月にかけて、
梨枝の剪定作業が行われます。



大量に出る剪定枝は近年、
バイオマス事業者と提携して、剪定枝の集積を図り、
バイオマス発電燃料として供給しています。



前回の記事は、その集積場の情景と、
バイオマスとは、その発電とはなど
クリーンエネルギーについて、
ささやかな知識を述べました。



今回は「剪定枝の集積場」で燃料に加工する、
チップにしている現場を見ることが出来ました。



樹木は炭酸ガスを吸収して、酸素を放出します。
その樹木の間伐材や木造家屋の破砕木、剪定枝など、
チップ化し、燃料としてタービンを回して発電します。

燃やせばCO2が発生しますが、
生育中にはCO2を吸収しています。
CO2濃度にプラスマイナスゼロです。
カーボンニュートラルという。



それに引き換え化石燃料である、
石炭、重油、天然ガスなどは、
大気中にCO2の濃度を高める。
地球温暖化、気候変動の原因になっています。



市川、船橋、鎌ケ谷、松戸、白井、印西、柏など、
ナシ栽培地帯はクリーンエネルギーの供給地です。

今年の梨の花の開花は異常に早かったけれど、
実の出来具合はどうでしょうかね。