たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

花を追って3月が去る。明日から4月です。

2015-03-31 09:33:02 | 散策の詩

♪♪椿咲く春なのに~ (徘徊人には、別に深い意味はありませんので‥)

完全リタイアの徘徊人なれど、
2、3月は何かと忙しかった。





この季節は花が次々に咲き出して、
撮り溜めのままになってしまっている。





Web PHOTOには桜・さくら・サクラが溢れているので、
へそ曲がりのたにしの爺は、椿の花で3月を締めます。
椿は冬枯れしない艶やかな常緑樹で「木の春」と書きます。



徘徊コースの春日八幡神社にはヤブツバキの森があります。
群生し椿が咲き続けています。



花の少ない冬から咲いていて、
2月はじめはころは木元に2つ3つの落ち椿が転がっていましたが、
この頃は花の塊りが敷き詰めたように道端を染めています。



落ざまに水こぼしけり花椿(松尾芭蕉)
椿落て昨日の雨をこぼしけり(与謝蕪村)



赤い椿白い椿と落ちにけり(河東碧梧桐)
いま一つ椿落ちなば立去らん(松本たかし)