ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

今年もいただき!

2012-10-21 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
怪我明けでしたが無難に走りました、クロス・ロッテリー。私の年代のルーマニア・ナンバーワン女性ランナー(5000m)は、オラデア在住、そこは首都ブカレストから600キロ以上。さすがに5キロの大会を走りにわざわざやってくることはなく、ライバル不在の中、連勝を伸ばしました(1年、走っていない年があるので、きちんとした連勝ではないけれど、7勝目)。
 


彼女との初めての出会いは、2005年のこの大会。私がまだスピード感を持って走れていたころで、何の意識もせず、軽くかわしていたようです。表彰台の上で初顔合わせ。同年代のランナーたちが、突如としてやってきた日本人ランナーを、あっけに取られて見ている様子が表彰式の写真に残っています。
 
それから早くも7年。すっかりルーマニアのランニングシーンに馴染み、「ヒロコはgood example(=良い見本)」「ヒロコはブランドよ!」と言ってもらえるようになってきました。日本人であることもプラスのイメージ。いつまでこんなふうに走れるか、年齢との戦いになるけれど、好きなことだから続けて行きたい=♪


ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑


ワイン作り体験

2012-10-20 | ルーマニアのご馳走

 
ルーマニア生活7年、いつも飲むほうが専門だったワイン、初めてのワイン作り体験 in ブカレスト♪ ワイン作り農家でなくても、ちょっとした庭があって、ワイン用のブドウが植わっているお家であれば、ワインを自家醸造してしまうのがルーマニア。都会の一軒家でも、ブドウ棚があればワイン作り~お手伝いかたがた、お邪魔させていただきました。
 


作業はまず、ブドウ棚のブドウを収穫するところから。ブドウの房はすべて垂れ下がっているわけではなく、棚に乗り上げたり、つるに絡まるようにたわわに実っていて、それを一房ずつ、手でもいでいきます。ブドウが一粒でもこぼれようものなら一大事・・ではありません、ブドウはとってもたくさん実っていて、とにかく房ごと収穫。どんどん、収穫。
 


つぎは、そのブドウを絞る作業。この手作り器械は、ひとまずブドウを潰すのが役目。房ごと投入し、上からのし棒でたたき下ろしながら、ローラーにかけられ、ブドウの粒々が潰れていきます。



ローラーはかなり荒いので、これを廻すのは重くありません。あっという間の作業。
 


潰れたブドウをさらに搾るのに、労力を要します。絞っても絞っても、いくらでも果汁が出てくるのです。ワイン作りの過程で、うら若き女性たちが脚でブドウを踏んで果汁を絞っているようすが目に浮かぶけれど、ほんとうにその通り。手で絞るだけでは、まだまだ足りない、もっと体重をかけてうんと美味しいところを絞りたい=。
 


そして、葡萄の果汁100%、絞りたてのジュースがムスト。発酵に至るまでのぶどうジュース。甘くて最高==。ワイン作りをしなくても、手っ取り早く飲みたい方はこちら



ん??ちょっと待って、収穫した葡萄の房、房ごと絞っています。水洗いも無し。地面に落ちてしまった房も、そのまま搾り器に入れているけれど・・・、気にしない気にしない。こういったワイン作りの過程を見るまでもなく、ワタクシ、マドモワゼル、木に実っている果物をそのまま手にとって口に入れても平気になっています。


 
「これ、美味しいよ、食べてごらん。」と山の中で見つかる森のフルーツ、または、首都ブカレストでもコルコドゥーシュ(=サクランボくらいの大きさの実がなる、その実は甘酸っぱさもサクランボにそっくり)の木から、そのまま実を採って食べたりしています。ルーマニア人のみんなが平気で食べているものを、「水洗いしなくてもいいの?」などと疑問をはさむ隙もなく、木からとってすぐに食べ始めたら味わい深いので。
 


この緑の容器、上に金だらいが張ってあって、さらにメッシュの生地が広げてあります。ローラー式の葡萄潰し器から落ちてきたつぶれたブドウはすべてメッシュ生地の上。

そこでしっかり揉んで、果汁を出します。さらにメッシュ生地でくるんで、果汁を押し出します。押しても押しても出てくるから不思議。メッシュ生地は、よく見るトレースのカーテンの再利用、カーテンの金具まで付いているけれど、気にしない、気にしない。
 


あとはガラスのボトルに移し変え、温度と空気の流通を考えながら、2ヵ月後を待つだけ。手作りワインは100%ナチュラル。これが味わえるのはルーマニアならでは。待ち遠しいなぁ~~~。




ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑


15回目の開催、クロス・ロッテリー

2012-10-19 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
今年で15回目、1998年から毎年開催されているルーマニアの古参クロス(=短い距離のマラソン大会、これは5.5キロ)。豪華版の副賞と10位まで表彰してくれることで人気。

私が参加するようになった2005年以降の記憶では、シニアの男女各優勝者に国産車ダチアがプレゼントされています。ジュニア部門では、軽自動車のときもあったし、スクーターのときもありました。時としてジュニアの選手が総合優勝したときもあったけれど、部門の規定によりダチア車は与えられず、1位になった選手とはかなり落胆していたそうです。
 
ベテラン部門の賞品は、電気製品であったり自転車であったり、年度によってまちまち。シニア部門・ジュニア部門との賞品格差に、ベテラン部門入賞の常連からはいつもブーイングが。各部10位まで表彰があるので、もらえるだけでもありがたいのですが。
 
昨年度は一気に改善され、それぞれの部の男女別優勝者に3000レイ。600レイ以上の賞金には所得税がかかることから手取りは2520レイでしたが、ワタクシ、マドモワゼル、頂戴いたしました。
 
今年は各部門がさらに細分化されたこともあり、部門優勝の賞金は1位1000レイ、2位500レイ、3位300レイ~5位までの表彰で100レイ。オラデアからマスターズ5000mの年代別現チャンピオン、イレアナ・ベレシュが参戦予定、マドモワゼルの連勝、危うし。


細分化されたクラスわけ:
陸連登録者シニア(19-34才)・一般シニア(19-34才)、陸連登録者ジュニア(14-18才)・一般ジュニア(14-18才)、これ以外の年代は、陸連登録者と一般の区別無し。子供の部(11-13才)、ベテラン1部(35-49才)、ベテラン2部(50才以上)。各部門男女別。

ベテランの部のクラスわけが毎年一定ではなく、ベテラン1部(40-59才)、ベテラン2部(60才以上)のときもありました。微妙に、41才以上がベテランの部になっていることもありました。

ほかに、車椅子の部・聴覚障害者の部があります。聾学校の生徒さんたちが、そろって参加。率いてくるモイサ先生自身、現役市民ランナーでサブスリーの常連、それもそのはず、若かりしころには2時間26分で走っているエリート。モイサ先生の働きかけで、聴覚障害者の部が出来ているのです。受け入れてくれる主催者のロッテリー社・ルーマニア陸連の懐の大きさ、素晴らしいです。

問題は、車椅子以外すべてが同時スタート。例年、スタート直後の混乱で、団子になって転んでしまう集団あり。


Categoriile de participanți au fost următoarele: profesioniști seniori-senioare (19-34 ani), amatori seniori-senioare (19-34 ani), profesioniști juniori-junioare (14-18 ani), amatori juniori-junioare (14-18 ani), copii băieți-fete (11-13 ani), veterani bărbați-femei (35-49 ani), veterani bărbați-femei (peste 50 ani), persoane cu dizabilități locomotorii bărbați-femei și persoane cu dizabilități senzoriale bărbați-femei.




ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑

LIDLが面白い

2012-10-18 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
LIDL(リドル)は、ヨーロッパ各地でよく見かけるスーパー。分類的にdiscount retailer(ディスカウント・リテーラー)と呼ばれるディスカウントスーパーマーケットでドイツ系。2011年までに129店舗をルーマニアに出店し、今年末までに200店舗展開を計画中。我が家の近所、ブカレスト3区に出来たのも昨年のこと(写真はリドルのチタン店)。
 


なにが面白いかといえば、週2回単位で特売品が変わること。え、そんなの、普通じゃない?~リドルの場合、普段まったく扱っていない商品が、週単位でやってくるのです。それらは店頭ポスターと配布チラシで告知。通常の売り場は、日常の食料品~パン、果物や野菜、ハムや肉、冷凍食品、飲料(清涼飲料からアルコール飲料まで)。そして洗剤やシャンプーなどの日用品。
 
店舗奥の中央陳列台の2列が、そのコーナー。新学期には学用品が並ぶのは当たり前、それに付加して、手作りすることが出来るのグリーティングカード・キットなどが並んでいました(ルーマニアの新学年は9月)。ちょっとおしゃれで、この機会を逃せば出会うことのない手作りキット・・・即・お買い上げ。
 


女子大生Mちゃん、ミシンが欲しい、とネット検索したりして探していました。たまたまリドルの次週予告チラシでミシンの特売を見つけ~Mちゃんに知らせたところ、「これは良さそう!」と発売日の開店時刻にリドルへ。すでに3~4人がミシン目当てで店舗を訪れていたそうです。リドルに確認したところ、ミシンを取り扱うのは一年に一度のこと。大型スーパーにおいてあるミシンは、たいてい500レイ以上するところ、300レイを切る価格の特売。ミシンが欲しかった人にとっては、開店時刻に並ぶだけの価値はあります。
 
ミシン・オタクのワタクシ、マドモワゼル(これくらいは朝飯前!)、ミシンはしっかりしたものを購入すべき、とMちゃんにアドバイスしていたので、実際Mちゃんちを訪れ、ミシンの使い心地を確かめてみると・・・。



このドイツ製のミシン、初心者にとってはかなり良いものです。日本の通信販売で特価販売している1万円くらいのミシンよりも、ずっとしっかりしています。ジグザクパターンも豊富、刺繍も楽しめます。
 
このミシンがかなり良かったので、すっかりリドルの『週替わり特売品・一年に一度の販売』コーナーが気に入ってしまったワタクシ、マドモワゼル。



そういえば夏前に購入したランニング用のソックスも、かなり優れものながら低価格。普段、衣料品を扱っていないリドル、靴下の特売だけでもそのコーナーの目玉になるのに、『ランニング用』と明記したものを売り出すのはすごい==。
 


来週の売り出しはなんだろう??、もちろんネットで特売チラシの検索が出来ます(こちらから)。



25日からの売出しチラシには、おしゃれな長靴(55レイ)も並んでいます。雨の日だけではなく、雪が降り始めれば長靴は必需品。これはチェックかな。オーバーニー・ソックスも可愛い(12レイ)。売り出し品に吊られて、通常売り場のものを買ってしまうのは、店舗側の思うツボにはまってしまっているけれど~すっかりリドル・ファン♪

 
日本には未上陸、リドル:
リドル (Lidl) は、世界中に約8000店舗を展開するドイツのディスカウントスーパーマーケットのチェーンである。正式な名前はLidl Stiftung & Co. KG.という。HandelshofやKaufland等のチェーンも持つ持ち株会社Schwarzの傘下にある。同様の業態であるAldiの主要な競争相手である。(Wikipediaより)


業界トップに躍り出たのはカウフランド:
今年10月の月報で、カウフランド(Kaufland、ドイツ系)が、ルーマニアのFMCGディスカウント・スーパー業界ナンバーワンに。2011年の売り上げは1.32ビリオンユーロ、ちょっとピンと来ません。それまで15年間、リーダーの座を守り続けていたMeRtro Cash&Carryを抜き去りました。

ルーマニアの代表的ディスカウント・スーパーは、カウフランド・ペニーマーケット(フランス系)・リドル(ドイツ系)。カウフランドとリドルは、ドイツの持ち株会社Schwarzの傘下。(BR、Business Review誌より)


FMCGとは:
fast moving consumer goodsの略で、日用品のこと。生活に欠かせない、低価格の消費者向けの製品。




フランス・ワインフェアーと、イタリアン・フードフェアーを同時開催、今週のリドル。節操がないといわれても、フランスとイタリアを一緒に楽しみたい人向き♪



黄色のボディに白黒のゼブラ模様はブカレストのタクシー。はい、タクシーで乗りつける人もいるくらいです、きっと絶大なリドル・ファン。タクシードライバーかな?


ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑


ルーマニアでテレビトーク・ショー生出演

2012-10-17 | ルーマニア・わたしの日常
ルーマニアTVR1(テベレ・ウヌ)に生出演♪
録画ではなくライブだったので、これは事後報告になります。毎週木曜&日曜の午後4時45分からの45分番組『loteria română』、ルーマニアの宝くじ抽選会の公開放送。幾種類かの当選番号が発表される合間の、ちょっとしたトーク・ショー。


 
ワタクシ、マドモワゼルとルーマニアの宝くじ、何の関係が??~Loteria Română社が毎年秋に主催している『クロス・ロッテリー』(5.5キロのマラソン大会)、今年も次の日曜日に開催されます、その予告編。

ルーマニア陸上競技連盟の推薦で出演者が選定され、シニアの女子選手ロクサナと、ベテラン部門(マスターズの部)から女性はワタクシ、マドモワゼル、男性はラン友でもあるステファン(マスターズ年代別ルーマニア記録の保持者、こちらから)に白羽の矢が立ったのです。
 
クロス・ロッテリーといえば、2年前まで毎年、シニア部門男女の総合優勝賞品は国産のダチア・ローガン車。ジュニア部門でも男女別の優勝者に軽自動車が贈られるという大判ぶるいの大会。今回一緒に出演したロクサナ選手は、ジュニアの時代に一台、シニアになってからも一台、車を獲得している文字通りのシニア部門の代表選手。
 
ステファンは、ベテラン部門で2勝。ワタクシ、マドモワゼルは2005年から6勝(参加しなかった2008年を除いてすべて優勝)。スタジオに居るLoteria社関係者も覚えてくださっています。 
 


宝くじ番組だから、視聴者はおよそランニングと関係の無い人たちが多いと見えて、トークショーはプロフィールの紹介と「あなたがたの走ることに対するモチベーションは何ですか?」「なぜ、走りますか?」から質問が始まりました。
 
第1回答者、ステファン~「健康のため、そして、賞金や賞品も大きなモチベーションになります。クロス・ロッテリーを開催してくれて、ありがとう。」


 
第2回答者、私のところにマイクが廻ってきました~「走ることが好きだから。たくさんの人たちに出会えるから。初めてルーマニアで走った大会が2005年のこの大会でした。そこから6回、勝ちました。クロス・ロッテリーを開催してくれて、ありがとう。」、インタビュアーも「ありがとう」と日本語で受けてくれて、「いち、に、さん、し」と日本語の数詞を続けます。

マドモワゼル:「なぜ知っているのですか?」
インタビュアー:「柔道を習っていたから。」
マドモワゼル:「おお、あなたもスポーツ選手!」
インタビュアー:「昔のことで・・・、今は太ってしまったけれどね。」
なんとか、うまくまとめてくれました。

第3回答者、このかたこそ本命、ロクサナ。「ジュニア時代にクロス・ロッテリーを走ったとき、ゴールでガブリエラ・サボー選手が笑顔で出迎えてくれてとても嬉しかった。彼女にあこがれ、彼女のようになりたいと思った。開催してくれて、ありがとう。」
 


サボー選手は、2000年シドニー五輪の女子5000mの金メダリスト。このときの14分40秒79は、今でもオリンピック記録として残っているはず。クロス・ロッテリーには毎年、サボー選手が来場されます(この大会はルーマニア陸上競技連盟後援であり、サボー選手は連盟理事に名を連ねています)。このあと、番組ではサボー選手の録画インタビューが流れました。
 
ロクサナ選手は近々、軍隊に就職予定。EU加盟(2007年)までにルーマニア国民の兵役義務制度は廃止され、軍隊に行く人はプロの軍人さんになります。社会主義時代からの名残で、軍隊や国家警察に所属しながら(=お給料をもらいながら)トレーニングを続けるスポーツ選手は、正真正銘プロのスポーツ選手。日本の実業団のようなシステムはありません。
 


番組では、ほかに3組の歌手グループがやってきて歌の余興も。スタジオで生で見る3人の男性グループ、歌い始めるととっても光っていました、さすがプロ。写真を撮らせてもらえて、ラッキー♪すっかり視聴者の気分で、生放送スタジオを後にしたど素人・マドモワゼルでした~。




ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑






オランダ戦で盛り上がれ

2012-10-16 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ルーマニアスポーツファンの一番の関心といえば、サッカー。ほぼ、サッカー一辺倒。2014年のブラジル・ワールドカップ出場権を懸けたヨーロッパ予選が開催中で、ルーマニアは予選グループD。前回南アフリカ大会の準優勝国オランダと同じグループ。ほかにハンガリー・トルコ・エストニア・アンドラ。


 
が、ここまで来てルーマニア、予選で3戦3勝。特に先週金曜日、アウェーでトルコに1‐0で勝利し、ファンたちを狂喜させています。おなじ3連勝中のオランダと、本日(16日)、ブカレストの国立競技場(スタディオヌル・ナツィオナル、アレーナ・ナツィオナラ Arena Națională)で全勝対決。
 


1930年の第1回ワールドカップ・ウルグアイ大会から3大会連続で出場しているルーマニア。次に、1970年に決勝トーナメント進出なるもグループリーグ敗退。そして、ルーマニアサッカーの黄金期は1990年代。今でも語り継がれるゲオルゲ・ハジたちの活躍で、3大会連続で決勝トーナメントに進出~1990年(イタリア大会)=ベスト16、1994年(アメリカ大会)=ベスト8、1998年(フランス大会)=ベスト16。19回の大会中、7大会に出場。(←これも歴史大好きなマイダーリン、すべてをきちんと記憶しているのです)
 
が、ハジたちが代表を退き、2000年代に入ってからは、ワールドカップもヨーロッパ選手権も本大会(決勝トーナメント進出)から遠ざかっています。このグループでの予選は来年の秋まで続き、予選グループ1位通過チームだけが自動的に本大会出場。各グループの2位チームのチームのうち、成績上位の8チームによりまた対戦が行われ、そのうちの4チームが本大会へ進出という道のり。ここで一気に盛り上がってほしいルーマニア代表チーム。ワールドカップといえば何といっても最高峰の大会。



スポーツファンの関心:
残念ながらマラソンでは、一般市民はまったく盛り上がらず。先に行われた第5回ブカレスト国際マラソン、メディアのテレビ放映はいかにも辛口~「首都ブカレストの交通が、国際マラソンのために遮断されました。」、タクシードライバーや一般ドライバーが文句を言っている様子が映し出されているのです。
「せめて、ブカレスト国際マラソン、と正しく大会名称を伝えてほしかったよ。」と、ランニングファンの落胆。

私からすれば、今夜の国立競技場でのサッカーの試合、そのためにものすごく多くの人が周辺に詰め掛け、騒ぎ立て、運動公園周辺をおちおち走っていられない状態になるので、ブーイング==。

マイダーリンはもちろんサッカーファンでもあるけれど、試合があるたび残業になるので、「あ~あ、また午前様だよ。」

記事中の写真は、昨秋、対ベラルーシ戦を見に行った時のもの。この試合には、女性と子供たちが招待(=先着5000名入場無料)。普段はきっと、圧倒的に男性ファンが多いはず。私がよく見かける、運動公園周辺に集結するファンはほとんど男性。


試合結果(10/17追記):
過去最高となる5万3329人の観客が詰めかけたブカレスト国立競技場にオランダを迎えたルーマニア、1-4でオランダに完敗。オランダはここまでFIFAワールドカップ予選全勝(4連勝)でグループD首位。ルーマニアはこれで3勝1敗。


ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑


今年は3時間30分

2012-10-15 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


カナダのEd Whitlockさん(81歳)、今年は3時間30分26秒でトロント・マラソンを完走。これは従来の同年齢の記録を16分短縮する世界記録。ハーフ通過は1時間41分01秒。26キロ過ぎまではゴール予想タイム3時間20分ペースで走り、最後の4キロは向かい風との格闘、1マイル(約1.6キロ)あたりのペースは9分に。(RunnersWorldより、写真もこちらから拝借。)

昨年の同マラソンを3時間15分で完走(=80歳の世界記録)されたときのゴール写真は、AIMS機関誌の表紙を飾りました、エドさんのかんたんなプロフィールなども合わせて、ブログ内記事はこちらから。

昨年の80歳での快挙の翌月、自宅の凍りついた屋外階段で滑って転倒、肋骨を折る大怪我。今年前半の大部分は、怪我からの復帰に当てたそうです。42.195キロの記録をめざす精神力・実行力。身震いするほど素晴らしい。Inspiring!


ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑


甘い葡萄からできるもの

2012-10-14 | ルーマニアのご馳走

 
今年の夏はよく照りました。かんかん照りが続いて、カラカラに乾燥していた大地。そんな土地からよく実るのが、甘くて美味しい葡萄。ぎゅっと詰まった甘さは、ワインにするとまた格別。
 


そして、ワイン作りの過程で楽しめるのがムスト。発酵前のぶどうジュースで、100%自然の甘み。ワイン作り農家から直接分けてもらうことができます。ルーマニアではワインの自家醸造が認められているのです。農家だけではなく、自宅の庭にちょっとした量のブドウの木がある人は、ワインを造ります。
 


手っ取り早く飲みたい人は、市内のレストランやダイニングバーへ。この時期だけの季節ものなので、たいてい店頭に「ムスト、あります」とお知らせ掲げられています。こちらのメニューはブカレストの『Hanu' Berarilor』、berarilorの意味はブリュワーズ(=brewers)。


お店情報:
Hanu' Berarilor(Casa Elena Lupescu)
歴史モニュメントに指定されている建物。以前は図書館として使われていた空間でビール・ワインとダイニングが楽しめます。
「僕、図書館でビールを飲んでいるんだ!」とジョークになるレストラン。



住所:Bd. Pache Protopopescu, nr. 51
予約電話:0725 00.80.05
サイトはこちらから。City Grillやカルクベレの系列です。


ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑


週末はビール祭り

2012-10-13 | ルーマニアのご馳走


この週末は久々にマラソン大会のない土&日。
 
9月はトレイル42キロを含めて、マラソンが3回。10Kなどを含めると全部で7戦。女子総合順位を付記すると、5位(フランス・メドックマラソン)、3位(ルーマニア・トレイル42キロ)、3位(ブカレスト10K)、2位(ブカレスト10K)、1位(ルーマニア南部でマラソン)、2位(ブカレスト・10K)、3位(ブカレスト800m)。
 
これで疲れが出たのか、10月第一土曜のトレイルラン42キロでコケて→滑落&怪我をしてしまい、翌日のブカレスト国際マラソンを走ることが出来ず、ちょっとしょげていました~。
 
でも、この週末はぁ~~150種類のビールが待っている==♪


ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑


雨の日は走り幅跳び

2012-10-12 | ルーマニア&あちこちで・びっくり

 
今日は朝から雨、でも、用事があれば傘をさして出て行かなければならないのは、洋の東西、いずれも同じ。少し以前までは、多少の雨でも傘をささないルーマニア人が多かったけれど、最近、みんなちゃんと傘をさすようになりました。傘が普及していなかったわけではありません、大陸性気候で乾燥していて雨が少ないこと、そして雨が降っても長時間にわたることが少ないからです。
 
天気予想もよく当たるようになり、今朝のヘラストロウ公園でのナイキ・ランニングクラブのグループランニング、前日から「雨予想が出ています、でも僕たちは気にしない、みんなで集まろう。」とメッセージが流れていて、その通り、集合時刻の午前8時にはちゃんと雨が降っていました。たとえば「夜には雨になります。」と予想が出れば、傘を持って出かける人が多くなりました。
 


しかしながら首都ブカレストの水はけ事情の良くないこと・・・。普段から道路が平らでないことをかんじるのですが、雨が降れば一目瞭然。とくに歩道脇の水はけ、これ、何とかしてもらいたいものです。



タクシーに乗り込むのも、助手席までジャンプ。(タクシーに一人乗車するとき、普通は助手席に乗ることが多いです。運転席は車の左側なので、助手席は車の右側。)
 


車で送ってもらって、道路脇に止めて降ろしてもらうのはいいけれど、歩道までの間がプールになっていることも多し。あまり長くないワタクシ、マドモワゼルの足をうんと伸ばして、歩道に飛びあがります。
 


横断歩道を渡るときには、まず走り幅跳びをしてからゼブラに突入==。
 

ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑