ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

LIDLが面白い

2012-10-18 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
LIDL(リドル)は、ヨーロッパ各地でよく見かけるスーパー。分類的にdiscount retailer(ディスカウント・リテーラー)と呼ばれるディスカウントスーパーマーケットでドイツ系。2011年までに129店舗をルーマニアに出店し、今年末までに200店舗展開を計画中。我が家の近所、ブカレスト3区に出来たのも昨年のこと(写真はリドルのチタン店)。
 


なにが面白いかといえば、週2回単位で特売品が変わること。え、そんなの、普通じゃない?~リドルの場合、普段まったく扱っていない商品が、週単位でやってくるのです。それらは店頭ポスターと配布チラシで告知。通常の売り場は、日常の食料品~パン、果物や野菜、ハムや肉、冷凍食品、飲料(清涼飲料からアルコール飲料まで)。そして洗剤やシャンプーなどの日用品。
 
店舗奥の中央陳列台の2列が、そのコーナー。新学期には学用品が並ぶのは当たり前、それに付加して、手作りすることが出来るのグリーティングカード・キットなどが並んでいました(ルーマニアの新学年は9月)。ちょっとおしゃれで、この機会を逃せば出会うことのない手作りキット・・・即・お買い上げ。
 


女子大生Mちゃん、ミシンが欲しい、とネット検索したりして探していました。たまたまリドルの次週予告チラシでミシンの特売を見つけ~Mちゃんに知らせたところ、「これは良さそう!」と発売日の開店時刻にリドルへ。すでに3~4人がミシン目当てで店舗を訪れていたそうです。リドルに確認したところ、ミシンを取り扱うのは一年に一度のこと。大型スーパーにおいてあるミシンは、たいてい500レイ以上するところ、300レイを切る価格の特売。ミシンが欲しかった人にとっては、開店時刻に並ぶだけの価値はあります。
 
ミシン・オタクのワタクシ、マドモワゼル(これくらいは朝飯前!)、ミシンはしっかりしたものを購入すべき、とMちゃんにアドバイスしていたので、実際Mちゃんちを訪れ、ミシンの使い心地を確かめてみると・・・。



このドイツ製のミシン、初心者にとってはかなり良いものです。日本の通信販売で特価販売している1万円くらいのミシンよりも、ずっとしっかりしています。ジグザクパターンも豊富、刺繍も楽しめます。
 
このミシンがかなり良かったので、すっかりリドルの『週替わり特売品・一年に一度の販売』コーナーが気に入ってしまったワタクシ、マドモワゼル。



そういえば夏前に購入したランニング用のソックスも、かなり優れものながら低価格。普段、衣料品を扱っていないリドル、靴下の特売だけでもそのコーナーの目玉になるのに、『ランニング用』と明記したものを売り出すのはすごい==。
 


来週の売り出しはなんだろう??、もちろんネットで特売チラシの検索が出来ます(こちらから)。



25日からの売出しチラシには、おしゃれな長靴(55レイ)も並んでいます。雨の日だけではなく、雪が降り始めれば長靴は必需品。これはチェックかな。オーバーニー・ソックスも可愛い(12レイ)。売り出し品に吊られて、通常売り場のものを買ってしまうのは、店舗側の思うツボにはまってしまっているけれど~すっかりリドル・ファン♪

 
日本には未上陸、リドル:
リドル (Lidl) は、世界中に約8000店舗を展開するドイツのディスカウントスーパーマーケットのチェーンである。正式な名前はLidl Stiftung & Co. KG.という。HandelshofやKaufland等のチェーンも持つ持ち株会社Schwarzの傘下にある。同様の業態であるAldiの主要な競争相手である。(Wikipediaより)


業界トップに躍り出たのはカウフランド:
今年10月の月報で、カウフランド(Kaufland、ドイツ系)が、ルーマニアのFMCGディスカウント・スーパー業界ナンバーワンに。2011年の売り上げは1.32ビリオンユーロ、ちょっとピンと来ません。それまで15年間、リーダーの座を守り続けていたMeRtro Cash&Carryを抜き去りました。

ルーマニアの代表的ディスカウント・スーパーは、カウフランド・ペニーマーケット(フランス系)・リドル(ドイツ系)。カウフランドとリドルは、ドイツの持ち株会社Schwarzの傘下。(BR、Business Review誌より)


FMCGとは:
fast moving consumer goodsの略で、日用品のこと。生活に欠かせない、低価格の消費者向けの製品。




フランス・ワインフェアーと、イタリアン・フードフェアーを同時開催、今週のリドル。節操がないといわれても、フランスとイタリアを一緒に楽しみたい人向き♪



黄色のボディに白黒のゼブラ模様はブカレストのタクシー。はい、タクシーで乗りつける人もいるくらいです、きっと絶大なリドル・ファン。タクシードライバーかな?


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4 Comments

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Unknown (アスタエステ トーキョー)
2012-10-21 19:34:32
ブクレの白タクは主婦ドライバーが安全でした

例の事件以降、まだありますか?


一度乗ると連絡しつこいのが難です


どの国でも日本人はチップあげすぎですから
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おお、同じ商品が! (りす)
2012-10-21 22:51:18
ちょっと違うようだけど、同じ商品も売られているようですね!
長靴、全く同じです。こちらでは13ユーロ(約1300円)で売られていました。
こちらのスーパーの特売の仕方、日本人にはちょっと受け入れがたいかもしれません。
普段扱いの無い商品が売切れたらもう入荷なし、のシステムはいまでも悔しい思いをすることがあります。もっとたくさん作っておけよ、ってね!
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りすさまへ (マドモワゼル・ヒロコ)
2012-10-24 15:51:34
リドルは、りすさまのところから来ているのでしたね~。
>普段扱いの無い商品が売切れたらもう入荷なし、のシステムはいまでも悔しい思いをすることがあります。
この悔しい思いをしないよう、迷ったらつい、買ってしまうのが、これまた店側の思うのツボ?!?

長靴のお値段、ほとんど同じです。給与水準がまったく異なるのに、これでも売れていくのだから、不思議です。

どんどん西側諸国のブランドが入ってきて(高級ブランドだけではなく、カジュアルブランドや庶民ブランドなど)、それでも今までのルーマニアのもののお値段に比べればうんとお高いもので、ルーマニアの物価全体を押し上げています。

ここら当たり、(私の得意ジャンルの)スポーツ用品でも顕著なので、記事にまとめたいと思っています。
またどうぞお越しくださいませ~
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アスタエステ トーキョーさまへ (マドモワゼル・ヒロコ)
2012-10-24 15:57:45
>ブクレの白タクは主婦ドライバーが安全でした
アスタエステ トーキョーさまの乗られた主婦の白タクが安全だった、という意味ですね!白タクでも良い人に出会われて、良かったです。

>例の事件以降、まだありますか?
それ以降、あのような凶悪犯罪はおこっていませんのでご安心ください。ブカレストはヨーロッパの首都の中でもまだ、安全が保たれていると思います。

>一度乗ると連絡しつこいのが難です
白タクドライバーに連絡先を教えるのは、あまり良くないと思います。一度乗ったときに良い人であっても、次に豹変する可能性もあります。第一に、白タクを利用しないほうが賢明です。利用する人がいるから、白タクがいつまでもなくならないわけですから。

>どの国でも日本人はチップあげすぎですから
某有名レストランで、チップが少ない、とウェイターに文句を言われました。日本人を含む6名のグループで利用したときですが、「わたしたちはこのレストランのサービスに満足していない。」と訴えました。奥からマネージャーが出てきて、様子を聞きに来ました。状況を説明し、ウェイターには引き下がってもらいました。

チップは義務ではありません、サービスに満足したときには、チップをはずむし、満足でないときには、ほんの小銭だけを置き、きちんと「サービスに満足していない」と伝えます。賢い観光客にならないと、いつまでたってもこの国のサービスに質が向上しないです。
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