ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

オランダ戦で盛り上がれ

2012-10-16 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ルーマニアスポーツファンの一番の関心といえば、サッカー。ほぼ、サッカー一辺倒。2014年のブラジル・ワールドカップ出場権を懸けたヨーロッパ予選が開催中で、ルーマニアは予選グループD。前回南アフリカ大会の準優勝国オランダと同じグループ。ほかにハンガリー・トルコ・エストニア・アンドラ。


 
が、ここまで来てルーマニア、予選で3戦3勝。特に先週金曜日、アウェーでトルコに1‐0で勝利し、ファンたちを狂喜させています。おなじ3連勝中のオランダと、本日(16日)、ブカレストの国立競技場(スタディオヌル・ナツィオナル、アレーナ・ナツィオナラ Arena Națională)で全勝対決。
 


1930年の第1回ワールドカップ・ウルグアイ大会から3大会連続で出場しているルーマニア。次に、1970年に決勝トーナメント進出なるもグループリーグ敗退。そして、ルーマニアサッカーの黄金期は1990年代。今でも語り継がれるゲオルゲ・ハジたちの活躍で、3大会連続で決勝トーナメントに進出~1990年(イタリア大会)=ベスト16、1994年(アメリカ大会)=ベスト8、1998年(フランス大会)=ベスト16。19回の大会中、7大会に出場。(←これも歴史大好きなマイダーリン、すべてをきちんと記憶しているのです)
 
が、ハジたちが代表を退き、2000年代に入ってからは、ワールドカップもヨーロッパ選手権も本大会(決勝トーナメント進出)から遠ざかっています。このグループでの予選は来年の秋まで続き、予選グループ1位通過チームだけが自動的に本大会出場。各グループの2位チームのチームのうち、成績上位の8チームによりまた対戦が行われ、そのうちの4チームが本大会へ進出という道のり。ここで一気に盛り上がってほしいルーマニア代表チーム。ワールドカップといえば何といっても最高峰の大会。



スポーツファンの関心:
残念ながらマラソンでは、一般市民はまったく盛り上がらず。先に行われた第5回ブカレスト国際マラソン、メディアのテレビ放映はいかにも辛口~「首都ブカレストの交通が、国際マラソンのために遮断されました。」、タクシードライバーや一般ドライバーが文句を言っている様子が映し出されているのです。
「せめて、ブカレスト国際マラソン、と正しく大会名称を伝えてほしかったよ。」と、ランニングファンの落胆。

私からすれば、今夜の国立競技場でのサッカーの試合、そのためにものすごく多くの人が周辺に詰め掛け、騒ぎ立て、運動公園周辺をおちおち走っていられない状態になるので、ブーイング==。

マイダーリンはもちろんサッカーファンでもあるけれど、試合があるたび残業になるので、「あ~あ、また午前様だよ。」

記事中の写真は、昨秋、対ベラルーシ戦を見に行った時のもの。この試合には、女性と子供たちが招待(=先着5000名入場無料)。普段はきっと、圧倒的に男性ファンが多いはず。私がよく見かける、運動公園周辺に集結するファンはほとんど男性。


試合結果(10/17追記):
過去最高となる5万3329人の観客が詰めかけたブカレスト国立競技場にオランダを迎えたルーマニア、1-4でオランダに完敗。オランダはここまでFIFAワールドカップ予選全勝(4連勝)でグループD首位。ルーマニアはこれで3勝1敗。


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