ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニアでテレビトーク・ショー生出演

2012-10-17 | ルーマニア・わたしの日常
ルーマニアTVR1(テベレ・ウヌ)に生出演♪
録画ではなくライブだったので、これは事後報告になります。毎週木曜&日曜の午後4時45分からの45分番組『loteria română』、ルーマニアの宝くじ抽選会の公開放送。幾種類かの当選番号が発表される合間の、ちょっとしたトーク・ショー。


 
ワタクシ、マドモワゼルとルーマニアの宝くじ、何の関係が??~Loteria Română社が毎年秋に主催している『クロス・ロッテリー』(5.5キロのマラソン大会)、今年も次の日曜日に開催されます、その予告編。

ルーマニア陸上競技連盟の推薦で出演者が選定され、シニアの女子選手ロクサナと、ベテラン部門(マスターズの部)から女性はワタクシ、マドモワゼル、男性はラン友でもあるステファン(マスターズ年代別ルーマニア記録の保持者、こちらから)に白羽の矢が立ったのです。
 
クロス・ロッテリーといえば、2年前まで毎年、シニア部門男女の総合優勝賞品は国産のダチア・ローガン車。ジュニア部門でも男女別の優勝者に軽自動車が贈られるという大判ぶるいの大会。今回一緒に出演したロクサナ選手は、ジュニアの時代に一台、シニアになってからも一台、車を獲得している文字通りのシニア部門の代表選手。
 
ステファンは、ベテラン部門で2勝。ワタクシ、マドモワゼルは2005年から6勝(参加しなかった2008年を除いてすべて優勝)。スタジオに居るLoteria社関係者も覚えてくださっています。 
 


宝くじ番組だから、視聴者はおよそランニングと関係の無い人たちが多いと見えて、トークショーはプロフィールの紹介と「あなたがたの走ることに対するモチベーションは何ですか?」「なぜ、走りますか?」から質問が始まりました。
 
第1回答者、ステファン~「健康のため、そして、賞金や賞品も大きなモチベーションになります。クロス・ロッテリーを開催してくれて、ありがとう。」


 
第2回答者、私のところにマイクが廻ってきました~「走ることが好きだから。たくさんの人たちに出会えるから。初めてルーマニアで走った大会が2005年のこの大会でした。そこから6回、勝ちました。クロス・ロッテリーを開催してくれて、ありがとう。」、インタビュアーも「ありがとう」と日本語で受けてくれて、「いち、に、さん、し」と日本語の数詞を続けます。

マドモワゼル:「なぜ知っているのですか?」
インタビュアー:「柔道を習っていたから。」
マドモワゼル:「おお、あなたもスポーツ選手!」
インタビュアー:「昔のことで・・・、今は太ってしまったけれどね。」
なんとか、うまくまとめてくれました。

第3回答者、このかたこそ本命、ロクサナ。「ジュニア時代にクロス・ロッテリーを走ったとき、ゴールでガブリエラ・サボー選手が笑顔で出迎えてくれてとても嬉しかった。彼女にあこがれ、彼女のようになりたいと思った。開催してくれて、ありがとう。」
 


サボー選手は、2000年シドニー五輪の女子5000mの金メダリスト。このときの14分40秒79は、今でもオリンピック記録として残っているはず。クロス・ロッテリーには毎年、サボー選手が来場されます(この大会はルーマニア陸上競技連盟後援であり、サボー選手は連盟理事に名を連ねています)。このあと、番組ではサボー選手の録画インタビューが流れました。
 
ロクサナ選手は近々、軍隊に就職予定。EU加盟(2007年)までにルーマニア国民の兵役義務制度は廃止され、軍隊に行く人はプロの軍人さんになります。社会主義時代からの名残で、軍隊や国家警察に所属しながら(=お給料をもらいながら)トレーニングを続けるスポーツ選手は、正真正銘プロのスポーツ選手。日本の実業団のようなシステムはありません。
 


番組では、ほかに3組の歌手グループがやってきて歌の余興も。スタジオで生で見る3人の男性グループ、歌い始めるととっても光っていました、さすがプロ。写真を撮らせてもらえて、ラッキー♪すっかり視聴者の気分で、生放送スタジオを後にしたど素人・マドモワゼルでした~。




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