ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

18日間の連続休暇

2009-03-27 | 外国から日本訪問
 
 
これ、今回マイダーリンが使った休暇です。「え~、そんなに休みが取れるの??」、ニッポンのお勤め人、みんなからそんな声が上がっています。3/6(金)ルーマニアを出発して、3/22(日)ブカレスト帰着、もう一日休んで仕事は火曜日から。合計18日間。
 
はい、年初に予定を申し出ていれば、ほとんど問題なく連続休暇が取れます。マイダーリンの有給休暇は年間38日+特別休暇8日(昨年まで6日、今年から2日プラス)で、46日。これをすべて使い切り、秋の終わり頃になると「もう休みがない~~。」って、シフト上のお休みはもちろんあります。長期休暇を事前に申請しておくのは、人員の配置のため。

以前の連続休暇の取り方はこちらから。
 
上司でも夏のバカンス2週間、当たり前。家族と過ごす時間が一番大切なのです。ダーリンは警察官、初任当時は年間32日。そこから年次を重ねるにつれ増えていき、特別休暇も加算。ヴラッドも警察官、まだ4年目なので少し日数は少ないです。
 
おまけに「メディカル休暇」というのがあって、ちょっと具合が悪いとき警察病院のドクターを受診して診断書を書いてもらえば、4~5日のお休みを取ることが出来ます。

具合が悪くなくても自分の都合で休みたいとき、メディカル休暇、取る人もいます、ここらあたりはドクターと仲良くしておくと得するそうで。要は付け届け、らしいです。ありゃりゃりゃ、ちょっとびっくり。

そしてルーマニア警察には、労働組合があります。今回の日本旅行、個人的なものですが、労働組合から福利厚生費として100ユーロ支給してもらい、ヴラッドはさらに所属の警察学校からTシャツ・ポロシャツなどを支給してもらってやって来ました。
  
一般の会社では?わたしのお友達の例、30歳前の建築士、企業に勤めて有給は年間28日。50歳代半ばの女性、一般企業で有給は年間30日余り。それでもみんな1週間くらいは普通に連続休暇を取ります。ちなみにマイダーリンの弟さん、国立博物館にお勤め、夏休みは5週間くらい連続休暇。学生のように夏休み、家でごろごろ・・・。
 
マイダーリンに言わせると、内勤職でない限り、警察官の現場は24時間365日の仕事。クリスマスも復活祭の休暇もなく、夜勤も廻ってきます。

ダーリンは現在、地下鉄に配属されていますが、地下鉄構内では何があっても拳銃の発砲は禁止。流れ弾の危険性があるから。警察官の立場は余り法律で守られていないのです。ナイフを持って歯向かってくる凶悪犯相手にでも、警棒だけで対応しなくてはならない職務。でもダーリンは「僕は怯えたりしない。」と堂々、言い切っています。



ルーマニアでは街角に配置された交番はありません。巡回しているパトカーはよく見かけます。

一番上の写真、手錠の写真があるポスターを見つけて「これ、なんて書いてあるの?」~「知らない女の人の身体にわざと触ると、それは犯罪、ってこと。」、「日本人もそんなこと、するのかぁ。」



ダーリンたち、制服フェチでした、あちこちで私設ガードマンを見つけては「制服がかっこいい!」と一緒に記念撮影。「これは警察官じゃないのよ。」とたしなめても「かっこいい!!」

京都御所で皇宮警察の警察官を見つけ、「これは本物だぁ!」、自分たちの持っている警察手帳を見せて、「ルーマニアの警察官です。」と申し出、友好の記念撮影となりました。任務中で断られると思ったので、わたしも感謝です。



あげくに街角で見つけたこのポスターを欲しがりますが・・・もちろん却下。でも関係者のご厚意で大阪府警のカレンダーをいただいて、にっこりお持ち帰り。いろいろお世話になりありがとうございます。 


いつもご声援ありがとうございますm(__)m

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