ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

地下鉄の終夜運転

2014-04-21 | ルーマニア・ブカレストの日常


地下鉄の通常営業は午前5時~午後11時過ぎまでですが、復活祭の前の日は教会のミサに行く人などのために土曜日~日曜日の未明にかけて終夜運転されています。

23:00~1:00の間は10分おき、1:00~5:00の間は20分おき。いつもは火の気など持ち込めないけれど、この夜ばかりは多くの人がろうそくの火を手にしていて、それは大事な復活の明かり。規則があっても黙認で運ばれていきます。



こういった宗教上の祝祭日のとき、休み無く働くのが公僕であるマイダーリン。ブカレスト地下鉄に詰める警察官ですが、勤務は8時間毎の3交代制。昨夜から夜勤、朝6時半ごろ帰ってきて、今日はまた昼勤、午後1時半ごろ出て行きました。こういった特別な行事のとき、地下鉄は終夜運転するので、さすがに昨夜は仮眠もなくずっと勤務していたようで、帰って来たらすぐ寝て、ご馳走を食べるだけ食べてまた出勤。
 
ちょっとハードに見えるけれど、普段マラソン大会参加のために、土・日曜に休みを取ることも多いので、復活祭の休みは家族のいる人たちを優先させてあげているようです。たぶん誰かの勤務を代わってあげたのじゃないかな。そしてまた、自分のマラソンのために休みを取ろうという目論見だろうけれど。
 
ほかに昼勤(午後2時~午後10時)のときなど、しばしばサッカーの大会に当たり、それはたいてい午後9時がキックオフ。となると試合終了後、地下鉄で帰路に付く人たちの雑踏が収まるまで居残りになります。
 
先週など、ルーマニアの2大サッカーチーム、ステアとディナモが国立競技場でチャンピオンリーグへの出場をかけて激突、試合が終わってもサポーター達の興奮冷めやらず、地下鉄イアンクルイ駅で200人のステア・サポーターと300人のディナモ・サポーターの大乱闘となったそうです。試合の決着が付いたあと、競技場内でもすでに乱闘気味の様子がテレビでレポートされていました。それがそのまま地下鉄駅になだれ込んだようで。
 
ガードマンもいるけれど、駅に詰めていた警察官は4人だけ。危なくてヒヤヒヤものだったと。職務上とはいえこんなのに巻き込まれると一大事。何とか勤務を終えて帰ってきてくれているので良かったけれど。やっぱり大変、この仕事。

記事中の写真は、復活祭前後のタイムスケジュールなどを知らせる新聞記事。大きなスーパーなども軒並み当日は休業。その日でも開いている薬局などの情報も載せられています。


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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アイロンマン)
2014-04-21 06:13:18
じゃあ、ダンちゃんは夜勤明けでイオレ公園のマラソンには出ないのかな?
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アイロンマンさんへ (マドモワゼル・ヒロコより)
2014-04-23 19:27:48
ぎりぎり8時のスタートに間に合って、走りました。あまりにもぎりぎりに来たので、出走前には見つけることが出来ず、私も「あれ~、来れなかったのかなあ?」と思っていたのです。

公園を7周回する22.6キロ、5周回を越えたところで前にダンちゃん発見、ナンバーカードもつけているし、やっぱり走っていたんだ=。

でも相当疲れているみたいで、追い越すとき「このマラソン大会を走ることにしたのは大失敗だった。」とつぶやいていました。

そこからわたしが前に出て、少し差が開いたようだけれど、ゴール直前に追いついてきて、すぐ後ろでフィニッシュしていました。

走り終わったらこの日は十分温かくて、どこか近所の店でちゃっかり缶ビールを買ってきて、「はい、ヒロコ」とちゃんとわたしの分も!ありがとね==♪
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Unknown (アイロンマン)
2014-04-23 22:48:16
優しいダンちゃんですね!
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アイロンマンさんへ (マドモワゼル・ヒロコより)
2014-04-24 03:57:02
法律で、公共の場でのアルコール飲酒は禁止のはずですが・・・。
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