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ブカレストの共同住宅といえば、旧社会主義、独裁者チャウシェスクの時代に作られたブロックハウス、何の変哲も無い箱型の建物。5階建て(=ルーマニア式に言うと4階建)の低層とそれ以上の中層あり。我が家は低層のブロックハウス、5階建以下にはエレベーターがありません、よって、どんな大荷物があっても階段をえっちらおっちら。
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6階建て以上の中層建物となると、有り難いことにもれなくエレベーター完備。が、このエレベーター、なにせ年代ものなので、利用の際には要注意。エレベーターホールから、住戸のある階まで到着するには慣れと忍耐が必要。
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ボタンを押してエレベーターを呼ぶのは通常と同じ、時として反応が鈍く、かなり力いっぱいボタンを叩くことも。
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カゴが到着すると、ガタン!と音がします。この安全解除の音を聞き届けてから、扉を手動で開けます(=この音が聞こえてからでないと、外扉を開くことは出来ません)。
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外扉は外開き。カゴに乗り込んだら、外側の扉を閉め(手動)、カゴの扉も手動で閉めます。
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目的階ボタンを押すのは通常通り。少し力がいることも。
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ガックンと動き始め、やがて目的階到着。ここでガッタンと安全ロックが解除されるのを待ってから、手動で内側の扉(=カゴの扉)を開き、外側の扉を開いて、到着階フロアーへ。
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ガッタンと安全ロックが解除される前に、とり急いでカゴの扉を動かしてしまえば、あら、大変~外側の扉など押しても引いても開きません。エレベーターのカゴに閉じ込められ状態に。
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こんなときはあわてず、別の階のボタンを押してみるとエレベーターは動き始めます。エレベーターの機能が止まってしまったわけではないのでご安心を。普通はひとつ上か下の階のボタンを押し、そこまでいったん行ってから安全停止を確認、そこでもういちど自分の目的階のボタンを押しなおし、次ばかりはあわてず安全ロックが解除されるのを待って、手動で内扉&外扉を開いて、めでたく目的階到着。
慌て者はしばしば、エレベーターに閉じ込められます。レトロなつくりなのでガックンと動き始め、けっして乗り心地の良いとはいえないこの乗り物、ガッタンと安全装置が解除されてから、扉を開けてください~。
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ルーマニア式階層の数え方:
ルーマニアでは、日本式の1階を「地上階」と数え、日本式の2階から「1階」と数えていきます。共同住宅やデパートを数えるときにはその数え方で慣れているつもりでも、空港の階層を数えるときなど、ふと頭が日本式になったりして、「1階の到着ロビーで待っているから。」と言ってしまうことがあります。
会話の相手がルーマニア人であれば、「日本式では地上階を1階と言うから、日本の空港のそこは『1階の到着ロビー』。でもルーマニア式に数えると『地上階の到着ロビー』ということになる。」と念を押す必要あり。
さらに、そこが日本でもルーマニアでもなく、その他の国の空港であれば、その国の慣習には地上階という数え方があるのかどうか、から、確認する必要があります。ああ、ややこしい~。
記事中の写真は、ブロックに住む友人宅を訪ねたときのもの。それぞれ旧式のエレベーターが今でも働いています。我が家のあるブロックハウスは、エレベーターなし。
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日本でもシンドラーのエレベーター事故がありますが、ルーマニアの方が心配してしまいます。
なんか面白そう!
途中まで使えないんですね。
最初は怖く感じるかもしれないけど、
慣れると意外と面白そう♪
ロック解除音ですね^^
了解です(笑)
日本のエレベーターは、ハイテクで、
すごい技術のエレベーターが、
台湾の高層ビルに使われてるんですよね^^
500円玉が倒れないとか!
東京スカイツリーにも使用されるそうで、
いつか乗ってみたいですね^^
ルーマニア、数え回があるんだなって思いました!
知らない人が待ち合わせしたら、
迷いそうですね!
感動の連続ですよ☆
教えてくれてありがとうございます♪
そういえばアメリカは13階は不吉だとして、
使用しないんですよね^^
ルーマニアのエレベーターに閉じ込められるのは、解除音を確認する前に内扉を開けてしまうというあわてん坊には、日常茶飯事なので~、対策も心得ておけば、怖くないです。機械の故障ではないので大丈夫。むしろ、安全装置が働いているからなのですよ~。
★マリータさんへ
>慣れると意外と面白そう♪
そうなのです、「ガックン」「ガッタン」に慣れると、この旧式をすら、楽しむことできます。日本へ帰ってくると、そのハイテクエレベーターに、逆にびっくりしたりするくらいですから・・・。
>13階は不吉
ルーマニアではどうかな、だいいち、高層のビルがないです。機会あれば、高層ビルの13階、存在するのかどうか、確かめてみますね!