MFに図鑑(日本の野鳥590・平凡社)で留鳥又は漂鳥とされるキセキレイ(全長20cm)が渡来してきました
ウイキペデキア日本版では<漂鳥とは暑さ、寒さを避けるため、夏は山地、冬は平地など繁殖地と越冬地を区別して国内を季節移動する鳥>・・・キセキレイの尾羽両側は白色
<渡り鳥との違いは、渡り鳥が国外から日本へ長距離移動するのに対して、漂鳥の場合は日本国内の比較的近距離を移動する>とあります
ところが<漂鳥は実態が明らかでないこともあり、一部の図鑑ではこの用語を避けているものもある>とか・・・尾羽の中央は黒
日本野鳥の会の安西英明氏は<一番間違っていると思うのは漂鳥という定義を国内の渡りとしているが、国内しか渡っていないかどうか、実は判っていない>
<鳥の渡りは完全に判っているのではなく、一部の種類が標識を付けて、ここからここまで来てるだろうなという推測がされているだけ>・・・ピンボケですが広がった尾羽が見えたので
<秋から冬に低地で増えたり、春夏は山に多い鳥を、山から下に降りるとか、短い距離だけ渡っているということで「漂鳥」と表記している図鑑が多いが、実際は判っていない>
<移動の仕方によって、夏鳥冬鳥ほど長くは渡っていない、長距離は飛んでないだろうな、という鳥を「漂鳥」としているだけ>
キセキレイは東南アジアまで分布(日本の野鳥590・平凡社)しているようなので、意外と長距離の渡りをしている可能性があるのかも