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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



岸和田市には南海沿線にある旧岸和田地区の22町、春木地区の13町で開催する9月中旬のだんじり祭りと、JR沿線から東側の山の地区47町で開催する10月上旬の祭りがある。

箕土路町



大阪南部各地でのだんじり祭りは、10月上旬開催が最も多く、岸和田以外でも和泉、貝塚、和泉佐野市などでもこの日に開催されているようである。

西大路町の引き手



その中で11町、11台の「だんじり」がまとまって次々と走る岸和田市八木地区のだんじり祭りを見物に行ってきた。

額原町



岸和田市八木地区とは、久米田駅を中心としたJR阪和線沿線の池尻町 大町 額原町 額町 小松里町 西大路町 箕土路町 下池田町 荒木町 吉井町 中井町のことである。

小松里町



パレードには少し早い時間に久米田駅に到着したので、駅から大町の交差点を渡ると、大町地区は丁度昼休み休憩中で、「だんじり」の周りに人がいないではないか。



そこで、曳行中は全体を見ることのできない「だんじり」を写真に撮っておいた。



車輪を見ると、軸は金属性であるが、ホイールは木製であり、「やりまわし」の時に地面と激しく摩擦を起こし激しく消耗するので毎年取り替えるらしい。

大町



本体と地面との隙間は狭く、ブレーキは見ることができなかったが、ブレーキペダルはどの「だんじり」にもあり、ブレーキがついてから死亡事故が激減したようである。

額町



「だんじり」は、交差点での「やりまわし」を何度も繰り返すために、ブレーキ責任者が踏むブレーキパッドの消耗も激しく、その交換だけで相当の金がかかるので、曳行責任者がブレーキを踏むようである。

小松里町のやりまわし



この日も駅前の「やりまわし」で、曲がりすぎて電柱に衝突しかけたとき、だんじりが急に止まったところを見たが、ブレーキ責任者がとっさにブレーキをかけたのであろう。



町内各地には、だんじり祭りへの寄付金額と寄付者氏名を掲示した掲示板があり、この地区では祭りのたびに1万円の寄付は覚悟しなければならないようであった。



午後からの曳行は、パレードと書いてあったので、おとなしく地車を引っ張るだけだと思っていたら、全速力で交差点を直角に曲がる「やりまわし」をしっかり見せてくれたのである。


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コメント
 
 
 
Unknown (大町中学友の会)
2010-11-07 13:38:49
今年2010年 大町が昼1で電柱を、、、    後ろに待機していた池尻町には待たせてしまいました
 
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