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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



最近読んだ本(下記)からカワセミの育雛と、MFのカワセミが飛び出しす姿を紹介しましょう<・・・>が引用部分

<1994年、2008年、2016年の3回、雛がかえってから巣立ちするまでに、親鳥は雛に何匹の餌を運ぶのかという難問に挑戦しました>

<1994年は23日間に1364匹の餌を給餌、雛の数は6羽だったので1羽当たり227匹>

<2008年は25日間に1413匹の餌を給餌、雛の数は7羽だったので1羽当たり202匹>

<2016年は22日間に1201匹の餌を給餌、雛の数は5羽だったので1羽当たり240匹>

<これは東京都心部の観察事例で、もっと大きな獲物(ウグイやアユ)を給餌している地方での給餌回数はもっと少ないと思われます>

<給餌の時間帯は早朝と夕方に多いこと、餌の種類は初期がすべて魚であり、後半になるとザリガニが多くなる>

<また雛が巣立つ直前になると餌の量を急激に減らすことも判ってきました(仁部富之助氏の論文では親の体重35gに対し、雛の体重は47~52g)>

<親鳥は雛がスリムになってスムーズな巣立ちができるよう、巣立つ3日前からダイエットさせ、4日目の朝に巣立つことが判りました>

参考文献:にっぽんのカワセミ 矢野 亮 監修



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