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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



MFでは近い距離にいる野鳥を撮影できるケースは稀で、通常撮影できる野鳥との距離はこの程度

遠いのでトリミングしてみると、長いクチバシの特徴からタシギ(全長27cm)でしょう

タシギが飛行する姿をMFの干潟で眼にすることは少ないので連写を続けます

手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)にはタシギは<本州中部以南では冬鳥として池、川、水田跡などに渡来する>

渡来地は淡水地とされていますが、ここはシギチドリなども渡来する海水干潟です

海水干潟で採餌すると血液中の塩分濃度が高くなり、淡水系の野鳥では健康に害があるのではと心配する方も

以前、別の記事(ミサゴの獲物と塩類腺)でも紹介しましたが野鳥には塩分を排出する特別な器官があります

<眼の上にある塩類腺は,スズメの仲間以外の鳥類には全て備わっています>とのことで、シギ科のタシギにもちゃんと備わっているはず

ほとんどアシ原に隠れてしまいましたが、人の眼につかない場所で干潟の生き物をゆっくりと捕食するのでしょう



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