今回の旅行の目的はオオワシ(全長オス88cm、メス102cm)の撮影などでしたが、初日は曇り、雪、みぞれという悪天候。
オオワシ(翼開張220~250cm)は1970年に国の天然記念物となり、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類にも指定されています。
図鑑(日本の野鳥590・平凡社)では<カムチャッカ半島やオホーツク海沿岸で繁殖し、日本には冬鳥として北日本に渡来>・・・<・・・>が図鑑の引用
<海岸、河川、湖沼に生息し群れでいることが多い>・・・雌雄はクチバシの高さで見分けることができるとか。クチバシの低い左がオス、クチバシの高い右がメスか。
<海上で魚を捕食するが、時には海鳥類も捕食する>・・・オオワシを挟む左はオジロワシ成鳥、右はクチバシが黒いのでオジロワシ幼鳥か。
オオワシ(クチバシ高さから左がメス、右がオスか)のクチバシは橙黄色、右のオジロワシのクチバシは淡黄色。
オオワシが完全な成鳥になるまでは6~7年かかるとか。・・・クチバシの上に明瞭な白色の羽毛があれば成鳥。
後方から近づき過ぎたので睨まれました。
オオワシ成鳥の光彩は猛禽類に多い黄色ですね。
つづく