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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



2日前、近所の公園にアカアシシギ(全長27cm)が渡ってきました。最近読んだ「日本の渡り鳥観察ガイド・文一総合出版」から鳥はなぜ渡るかを紹介しましょう。・・・<・・・>が引用部分

<多くの渡り鳥は、とてつもない長距離を毎年律儀に渡る。途中で危険な目にあうことも日常茶飯事なはず>・・・日本に渡来するアカアシシギの繁殖地は沿海州、樺太など

<なぜ危険を冒してまで渡るのか。それは渡りによって得られる見返りがあるからに他ならない>・・・アカアシシギの繁殖地から大阪までの距離は1500~2000kmくらいか

<天敵やライバルの少ない場所に行ける点も考えられるが、渡りによって生存や繁殖に有利な気候や食物を得ることができるからと考えられる>

<渡りを駆り立てるポイントは食物や気候であるという説は、高緯度地方の猛禽類や種子食の鳥類の移動をうまく説明できる>

<彼らは気候の厳しい年や、食物資源が少ないときだけ渡りをするから>

<いつ、何を目印にして渡るのかは、まだはっきりとは解かっていない>

しかし<1.脂肪蓄積量などの生理的要因 2.日長時間 3.風の状況 4.気圧でいつ渡りを始めるかを決めているらしい>

<一方、渡りの目印(方角や距離など)をどのように判断しているのかは、まだ完全には解き明かされていない>・・・このアカアシシギも数千キロを渡ってきたのでしょう。



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