新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出ている今、人気の無い近所の公園に来ているオオルリです。
大阪市内の公園には、春になるとオオルリが渡来してきますが、その数が少ない上に警戒心が強い野鳥なので、その姿を観察できる機会は希です。
しかし、緊急事態宣言で人気の無い公園なら何時間でも粘って、オオルリを撮影することができます。
そこで、この日も5時間くらい粘って、オオルリが出てくるのをじっくり待ちました。
オオルリは、地面や近くにいる昆虫などを補食するようで、じっと待っていると明るい場所に必ず出てきます。
出てきた次の瞬間には飛び立ってしまうので、撮影は一瞬が勝負となります。
この日クモを捕まえ、丸呑みにするシーンが撮影できました。
公園の樹木のグリーンを背景に枝に止まる瑠璃色(美しい鮮やかな青い色)のオオルリです。
桜の花が散る頃にこんな野鳥が、ひっそりと大阪市内の公園に渡来してきていることを知らない大阪市民は多いのでは無いでしょうか。