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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



昨日の記事に続いて、国際環境NGO「バードライフインターナショナル東京」の公式HPから、スウェーデンのオグロシギ復活(20180907日)をオグロシギの写真と一緒に紹介しましょう。<・・・>がHPからの引用

<目標を絞った保護活動「種の行動計画(SAP)」には、政府、研究者、NGO、主要な利益団体の広いパートナーシップでの緊密な協調が必要です>

<「バードライフインターナショナル」は、EUが資金提供をするプロジェクトLIFE Euro SAPの協力パートナーで、これはオグロシギを含む象徴的な種の保護ために大陸規模にSAPを実施することを目指すものです>

<スウェーデンではオグロシギを救うため、国のSAPによりバードライフ・スウェーデンを含む地元行政当局、農家、ハンターとNGOが協働し、スウェーデン南部のバルチック海沿岸沖のエーランド島の湿った草原の持続可能な管理をしています>

<エーランド島(人口24628人、面積1,342km2 沖縄島よりやや大きい)周辺の放牧地の湿地は復元され、ここで繁殖をするシギ・チドリ類に十分な水を提供できるようになりました>

<また繁殖するシギ・チドリ類への脅威となるキツネや他の動物による卵や雛の捕食対策として、地元のハンターに依頼し、約200㎢の主要な繁殖地で捕食動物の数を管理するプロジェクトを始めました>

<このプロジェクトが2007年に始まって以来、捕食動物の制御と並行してオグロシギの繁殖とその個体数の観察(生息数のカウント)が実施されています>

<捕食動物管理が行われているエリアでは、シギ・チドリ類の繁殖成功度は増加し、エーランド島で数十年続いたオグロシギの減少が増加に転じ、90ペアがカウントされたのです>

<これは10年前と比べると少なくとも2倍です。この結果、かつては75ペアまで落ちたスウェーデンのオグロシギの総個体数を120ペアに押し上げました>120ペアといえば240羽程度、増加したとしても危機的状況は続いているようです。



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