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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



2次世界大戦と、日本占領時のアメリカ側一次資料の分析で知られる西 鋭夫(としお・1941年~)さんの著書から、明治維新とは何かを近所のシギたちと紹介しましょう。<・・・>が本からの引用

<明治維新とは、すべてイギリスのアジア戦略です。英国は中国でのアヘン戦争とインド全土で「セポイの乱」をやり、自国(イギリス)の将兵を多数死なせました>・・・アオアシシギ

<自国の若い人間を犠牲にするより賢いことは、他国の人間同士を戦わせることです。戊辰戦争の鳥羽伏見の戦いでは幕府軍15千人、薩長の官軍は5千人で、幕府軍が圧倒的に兵力が上回っていました>・・・アオアシとアカアシシギ(手前)

<ところがフタを開けてみれば官軍のボロ勝ちです。誰が吹き込んだのか(著者は後でイギリス公使パークスと明かしています)、大阪城にいた将軍、徳川慶喜は、わずかな側近を連れ、夜中に船に乗って江戸に戻ってしまう。そして上野寛永寺で謹慎する>・・・ソリハシシギ

<その後、勝海舟と西郷隆盛が話し合って、有名な「江戸城無血開城」をやりました(中略)しかし、そんなことをあの二人で決められるのか?>・・・オグロシギ3羽

<あれは儀式です。江戸を焼いてほしくないのは誰か?そうイギリスです><英国が(薩長など)地方の血気盛んな若者集団を勝たせた方が扱いやすいと判断したのです>・・・オグロシギの翼上部には白帯があります。

<官軍の勝利に大きく寄与した英国は、東京の一等地をもらっています。(現在の)英国大使館は皇居を見下ろせる高台に建造されています>・・・ダイシャクシギ

<(そのほかに)英国は何を手に入れたのか。明治維新政府との交易と金融を手に入れ、(日本政府の)すべてに渡っての指南役となっています>ここから日本は、イギリスをはじめとする欧米に有利な不平等条約で苦労することになるわけです。・・・ダイサギとオグロシギ

<明治510月、鉄道が欧米列強の艦隊が出入りする横浜駅から新橋駅に設置されました。(日本国民の英国への反乱という)非常時に備えて、横浜から丸の内へ兵士と武器弾薬を早く運搬し、日本の要である皇居を抑えるための戦略的な鉄道の設置が目的だったのです>・・・オグロシギ

参考文献:新説 明治維新 西 鋭夫著



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