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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



高知駅から西に約30km、特急で約40分の距離にある須崎市(すさきし)は、人口23,438人、駅前商店街もかつては賑わっていたようですが、今はあまり活気がありません。

しかし読者の皆さんは、須崎市に甲子園での高校野球常連校(2002年夏の大会で全国優勝)明徳義塾高校があることをご存じでしょうか。

1976年に開校した明徳高校は、1981年の高校野球部明治神宮大会に優勝、1984年に明徳義塾高校と校名変更していますが、その本校キャンパスはJR須崎駅の東、約13km離れた半島の高台、高知県須崎市浦ノ内下中山にあります。

同校のHPには<全国でも数少ない中高一貫(男女共学)の「寮制度」があり、全生徒が文化、スポーツ活動に参加する「全員クラブ制度」、教職員が学園内で生徒とともに生活する「師弟同行の教育」が特色>とあります。

確かに地図で見る限り、市の中心部から相当離れた山中にあるために同校の生徒は寮生活をする他ないようです。そのぶん勉強やクラブ活動に徹底できるメリットがあるのでしょうね。

HPには<2002・2006ワールドカップ出場の三都主アレサンドロ選手(平成8年度卒)や、プロ野球、東京ヤクルトスワローズの森岡良介選手(平成14年度卒)、プロゴルファー溝渕洋介選手(昭和61年度卒)、横峯さくら選手(平成15年度卒)など>とOB紹介があり、ゴルフ日本ツアー2013年賞金王、松山英樹も同校OBです。

同校相撲部も全国的な強豪校として有名で、元横綱の朝青龍、現役大関の琴奨菊、幕内の朝赤龍や栃煌山などを輩出、野球以外のスポーツで活躍しているOBが大勢いるようです。

また同校HPには<本校は現在、世界16の国と地域から、短期・長期の留学生を受け入れています>とありました。

駅前商店街が寂れていた高知県須崎市には、インターナショナルスクールと言っても過言でない全国的に著名なスポーツ強豪高校があったとは迂闊にも知りませんでした。



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