2011年春から神戸布引ハーブ園へのロープウェーは、洗練されたデザインのゴンドラに切替わり、乗り場ホームとの段差が解消された上、ゴンドラの室内が1.86mと24cmも高くなっていました。・・・途中に見える布引の滝
ロープウェーが「風の丘中間駅」の手前に来ると、日本最初の重力式コンクリートダム(五本松ダム)と布引貯水池が見えてきます。
この五本松ダムは、1898年(明治31年)に着工し、1900年に完成した日本最初の本格的なダムで、神戸ウオーターを供給していた建築遺産として2006年に重要文化財に指定されています。・・・風の丘中間駅
布引ハーブ園ロープウェーの水平線路長さは1408m、山麓駅から山頂駅までの高度差は330m、途中にある深い谷を越えるので、結構スリルを味わうことができます。
以前、ゴールドコーストでスカイレールというロープウェーに乗ったことがありますが、その途中にもバロン滝という滝があったことを思い出しました。
布引ハーブ園行きロープウェーは、スカイレールでは見ることができない超高層ビルやダムなどを見下ろせる魅力があります。・・・ハーブ園の温室
布引ハーブ園は、1991年秋に旧新神戸ロープウェーと同時に開業していますので、今年が22周年、2006年4月1日 から「神戸布引ハーブ園」と改称していましたが、その後ロープウェーの補修・改修工事に伴い2010年11月~2011年3月まで休園していたようです。・・・もうすぐハーブ園山頂駅に到着です。
天気はもう一つでしたが、ここからも神戸市内を展望することができます。・・展望レストハウス前
山頂駅の展望レストハウス前のプラザでちょっと休憩後、その奥にある森のホールに行ってみると、動きの速い黒っぽいチョウがいっぱい飛び交っていました。
つづく