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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



大阪モノレール彩都線は、さらに東に伸びる計画があるようであるが、彩都西駅から先はまだ全く手が着けられていないようである。

高台から見た彩都西駅周辺



彩都西駅のすぐそばでは、ガーデンモール彩都というスーパー平和堂が入るショッピングセンターが工事中であった。



このショッピングセンターもモノレール開通と同時に3月19日オープンするようなので、住民の買い物の利便性は格段に良くなりそうである。

駅周辺には、計画人口5万人の受け皿となるマンション建設が進んでいるようであるが、5万人を受け入れるにはまだ宅地の造成が足らないようであった。



彩都は世界的な研究機関の集積を目指し、政府の都市再生プロジェクトに採択されているらしい。

既に国家的研究機関の「医薬基盤研究所」をはじめ、1年で7施設26社の進出が決定し、今後も研究施設の集積が期待されているという。

彩都西駅とモノレール軌道



産官学を巻き込み、大阪北部地域の中核を担うリサーチパークとするというが、去年秋の「武田薬品中央研究所」の誘致失敗で暗雲が漂いはじめた。

大阪府は「武田薬品中央研究所」を彩都に誘致するため、約160億円の補助金を含む総額250億円の支援策を提示していたが、武田薬品はたった80億円の補助しかない神奈川県を選んでしまった。

モノレールの線路



「武田薬品中央研究所」を誘致できなかったイメージダウンは大きいと思うので、今後研究施設の誘致活動は大変であろうが、住民に取っては静かな環境が維持できるメリットがあるのかもしれない。

彩都の高台から遥か南を見渡すと、モノレールの軌道の向こうに大阪梅田の超高層ビル群を見ることができる。



梅田方向の右手前には、千里中央の高層ビルも良く見え、「彩都」とは思っていたよりも梅田や千里中央に近い場所であった。



彩都西駅に近い山は、今もどんどん削られて造成が進んでいたが、果たしてこれから5万人もの住民を呼び込めるのであろうか。



また5万人の住民が住む新しい街ができたとしても、30年後に老人ばかりのオールドタウンにならにような対策はあるのであろうか。


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