いつも野鳥撮影しているMF(マイフィールド)にウスバキトンボの集団が飛び回っていましたので、下記の文献からウスバキトンボを紹介しましょう・・・・<・・・>が引用部
<ウスバキトンボは熱帯地域に広く分布するトンボで、日本には東南アジアの熱帯地方から毎年太平洋を渡って飛来する>
<小笠原諸島の定点観測船で毎年南西から北東へ大群の洋上移動が観察され、また太平洋沿いの地域で南西方面海上から次々と上陸するのが確認されている>
<日本で世代を繰り返し北海道やカムチャッカ半島まで北上するが冬にすべてが死滅。しかし翌春に南からの日本への飛来を繰り返す>
<毎年4~5月頃には日本に到達するが、大変成長の速いトンボで7月には第2世代が羽化する>
<第3世代が8月中旬に羽化する頃には大群となって空き地などを餌を求めて飛び回る>・・・MFで見ているのは第3世代でしょう
<ウスバキトンボの翅は大きく、特に後翅の付け根付近が幅広く広がっている>
<この翅はグライダーのような滑空性能を持っていて長距離移動に適している>
<国内では秋から冬にかけて成虫、卵、幼虫のすべてが死滅、翌春に南から渡って来ることを繰り返している>
参考文献:「トンボのすべて」トンボ出版社