もちろん 日本にも核は持ち込まれていました。今でもあるでしょう。
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日本は非核3原則(核兵器を持たず、作らず、持ち込まさせず)を「国是」としていますが、米軍基地には核兵器が持ち込まれてきました。最近、米極東軍の秘密文書によって、50年代に核兵器(一部は核物質をはずす)が貯蔵されていた在日米軍基地のリスト(13ヵ所)も明るみに出ました。ソ連崩壊後、米核軍事態勢の転換があり、艦船などの戦術・戦域核兵器は米本土に引き上げられていますが、有事のさいは再配備するとしています。有事などアメリカが必要と判断すれば、安保条約の核持ち込み秘密協定(60年1月6日、マッカーサー駐日大使、藤山外相頭文字署名「討論記録」)によって、いつでもアメリカは日本に核兵器を装備した航空機や艦船を寄港させることができる仕組みになっています。
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「確証」はないのですが、状況証拠はたくさんあります。 たとえば、米軍横田基地には「核事故処理部隊」が存在します。
また、外国軍基地監視のNGOである東京平和委員会の横田基地監視行動でも、 核兵器輸送の持込みの状況が、何回も明らかにされています。 1978年2月、米韓合同演習チーム・スピリット租の際には、 核非核両用地対地ミサイル「ランス」がC141輸送機に積まれ、 横田基地を経由して韓国に運ばれました。
1983年4月10日、20日、84年2月7日、4月12、13、21日などには、 相次いで横田基地東側の弾薬横みおろし場で、 核非核両用ロケット魚雷「アスロック」のコンテナが何回にもわたって確認され、 大型輸送機への積込みも目撃されています。
http://www.ne.jp/asahi/santama/roren/yokota/siryo/pa5.htm
オランダの場合 ⇒ こちら
以下転載
オランダのルベルス元首相が、アメリカがオランダ国内に複数の核爆弾を保管していることを明らかにしました。プレスTVが19日水曜報じたところによりますと、ルベルス元首相は、オランダの新聞デ・テレグラフのインタビューで、「アメリカはオランダ国内に22発の核爆弾を備蓄しており、これらの爆弾は、南東部の都市バルネフェルトにある基地に保管されている」と語りました。
1982年から84年にかけて、オランダ首相を務めたルベルス氏はオランダにアメリカの核爆弾が存在することを摘発した初めての政府高官です。デ・テレグラフ紙は、「オランダに保管されている核爆弾はB61型核爆弾であり、1960年代にアメリカで製造されたものだ」と報じています。これらの核爆弾は、アメリカが第2次世界大戦時に、広島や長崎に投下した原爆の4倍の威力を持っています。
以上