遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



   中学校での語り、昨日は4回目でした。教室に入る前、押しつぶされそうで、できることなら逃げ出したかった。....あんたは強い。心臓に剛毛が生えていると百戦錬磨の母にいわしめたこのわたしが?.....まだまだかわいいものです。

 この木はぶな

即興で語りました。

樫の木のものがたり→子どもの原爆詩→ガザの子どもたちのこと

ピタリチャイムとともに終わりました。
1年生の教室は4階にあります。階段を降りながら足が震えました。

前日は小学校5年生でした。”かしの木のものがたり”と”ほうすけのひよこ”を語りました。それからガザのこともすこし.....ガザの子どもたちのためにほんのすこしなにかができたかもしれません。

次週は小学校6年生に”雪女”中学一年生に”ラプンツェル”を語ります、ラプンツェルは初版をベースにします。

「おばあさん、洋服がちいさくなってしまったの」

というバージョンです。グリム兄弟は版をかさねるごとに

1 性的な表現を削る

2 女性を受動的に

書き換えていったといいます。ラプンツェルは塔の上から森の向うを夢見ます。森の向うにはなにがあったでしょうか?

ラプンツェルが塔の上で歌う歌ができました。”森の向うに...”
”雪女”は生と死、人の世界に下りてきたひとでないもの、母でありファム・ファタルでもあります。子どもだから...と手加減せずに、うつくしい雪女を語りたいと思います。

 ラプンツェルの塔
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