風光る午後、子どもたちは校庭で野球をしてあそんでいました。
今日は2/27の参観日にする食育の打合せにきたのです。食育とは食に関する知識を習得し、子どもたちが自らの食を自分で選択する判断力を身に付けるための取組みのことです。2005年文部省は食育基本法を定め、子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要であると明記し、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けたのでした。
学校でも子どもたちの「食」がおおきな問題になっています。キレる子ども、無気力な子どもが増えています。家庭における子どもたちの個食、偏食,朝ごはん抜き...などが子どもたちに与える影響を見過ごしになできません。それをつぶさにみている先生がたと参観日に食育をテーマになにかしようというおはなしになりました。
お茶をのみながら3人の先生方とわたしと働く女の立場、母の立場からでざっくばらんに話し合いました。働きながら子育てをしている現実に立ったとき、いけないとわかってはいるけれど、冷凍食品、ファーストフード、カップヌードル、ファミレスなしの生活は考えられないという切実な意見がありました。学校でも朝ごはんぬきの子どもが増えている、朝お菓子を食べてくる子もいるけれど、それだって食べないよりはまし…..だと先生はいいます。
そこでまず、おかあさん方が恥ずかしい思いをしないものに、楽しいなかになにか残ればいいねということで意見が一致しました。….子どもたちに質問するとあけっぴろげになんでも家内のことをしゃべってしまいますから、ドラマ仕立てにしようということになりました。人形とペープサートをつかって劇をします。
舞台は今、日曜日の朝おかあさんと子ども三人の家庭でおこるものがたりです。…….….。仕事に疲れたおかあさんは朝ごはんがつくれません。そこで子どもたちはバーガーショップに行きます。お昼もカップヌードル……イライラした子どもたちは大喧嘩をはじめます。そこにご先祖さまがああらわれ一喝…..おかあさんと子どもたちをタイムマシンに乗せて50年前の世界へ……そこで子どもたちは….....配役は3人の子どもたち...先生。ご先祖さま...校長先生....おかあさん....森です。
そのあと栄養素についてのエプロンシアター、最後にみんなでうたを歌おうということになりました。そしてそれを6年生を送る会につなげて、みんなで身体にいいおやつをつくろう。。。ということになりました。リハーサルは22日、本番は27日です。……どんなことになるでしょう。先生方のお顔は輝いていました。.....あとでご報告しますね。
ものがたりといってもほんとうにさまざまです。そして子ども
たちのしあわせのためにストーリーテラーができることはたくさんあります。わたしは環境のパネルシアターをつくったように「食」のものがたりをペープサートか、パネルシアターにしようと思いました。環境のパネルもとても子どもたち喜んでくれましたよ。みなさま、なにかいいアイデアはありませんか?
| Trackback ( 0 )
|