遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



   きのう西荻窪の「音や金時」でオランダのストーリーテラーウィムさんのライブがあったのですが行くことができませんでした。ウィムさんについては2.3日後に書かせていただこうと思いますが「語りはひとびとの心を揺り動かし 企業に変革をもたらし 山をも動かします。それはひとびとを魅了し 新しい生命を魂に吹き込むのです」とおっしゃられていることから ”魂振り”の語りをおっしゃっているのだなと期待しております。

   ところでメディアではあきらかにされないことが考えられない速度でわたしたちに迫ってきています。それは地球のこと ひいてはわたしたちの文明 生命 しあわせ 子どもたちの未来にかかわることです。

   異常気象についてはみなさんも感じていらっしゃると思いますが、最近、M6を超える地震が急激に増加しています。 南太平洋バヌアツでM6.3地震。スマトラ北部でM6.3地震。 アリューシャン半島でM6.5の地震。 ソロモン海ノブーゲンビル島でM6,1の地震。 南太平洋フィジーでM6.4の地震。 南米チリ海岸部でM6.1の地震。 カリフォルニア北部の海岸部で3回の連続地震発生。 ニュージーランド中央部で3回の連続地震発生。 イエロー・ストーンで群発地震発生。 6月3日にM6.4の地震が発生した南西部雲南省では4日までに、1000回近い余震が発生。日本でも中越沖地震が起きました。12万人以上が家屋崩壊のためにホームレスになったということです。

   一方記録的な高温がフランス イタリア ドイツなどヨーロッパの穀倉地帯を襲っています。あのアイスランドで25度Cを記録しました。そして、より衝撃的なのは、ロシアの秘密情報機関経由の最新情報です。10年旱魃がつづいたオースチラリアの現状はたいへんなもので 地域によっては コップ一杯の水しか身体を拭くのに許されないそうです。とうもろこしにいたっては昨年は9割減で農民の自殺も相次いでいます。そのため豪州政府は今後数カ月のうちに大規模の降雨がなければ、オーストラリア国民の約半分(約1千百万人)を国外脱出させる方針を固め、米国政府などとの間で秘密交渉にはいったと言われます。

   中国政府民政部はつい先頃、2007年になってから自国民が洪水や地震で被災した人たちの総計が2億人を突破したことを明らかにしました。 災害の被災者の総数が2億人、これはとんでもない数字です。かりにこれが日本であれば、約2500万人にのぼる人たちが災害の被災者になったことを意味するのです。まさにいまや地球全体が未曾有の事態に突入したのです。

   世界各地で 動物たちの大量死が報告されています。アラスカ州南東部で厚さ1500mの氷河のほとんどが氷解 このため、地殻が急激に隆起し始めているとのことです。さらには北極の氷の減少で、地球の自転自体がわずかながら速くなっていることが確認されたそうです。

   
   今 起こっていることはわたしたちの文明が 地球を崩壊してしまうのだということを意味しています。....方法を間違えていたのです。母なる地球はもう耐えられない...それは 地球上に生きる動物 植物 そしてわたしたち人間が生存の危機に瀕しているということにほかなりません。ホピをはじめ ネイティブアメリカンの伝説や予言....またひそやかに巷で語られていた終末論が今現実味を帯びてきたのです。もちろん 希望はまだたくさんありますし ひとの生と死のようにひとつの文明の終焉はあたらしい文明の夜明けにほかなりません。 その場に居合わせたということは個人的な...家族のしあわせへの不安を別にすれば 感慨深いものがあります。

   わたしは思うのです。わたしたち語り手は カナリアたる語り手は今なにをすべきなのか なにを語るべきなのか  なにをどこに向かって響かせるのか.....ブログ「語りルネサンス」を立ち上げた目的はじつはその探求でもあったのですが....事態は思ったよりずっと早く進んでいるようです。
   それでは みなさん 今日もよい一日を! とびきりの元気を 笑顔を ものがたりをまわりにひとたちに贈ってください。




   


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