ここ数日のモトプランニング

2012年08月12日 | オートバイ

***RD50***

アイドリング不安定とのことで引き取ってきたRD50

確か今年の4月にキャブレターをメンテナンスしているので、ほかに原因があるんだろうか？

オーナーさんの話では、信号待ちでギアが入っているとクラッチを握っていても回転が落ち込み、
エンジンが止まってしまうらしい。

確かにクラッチレバーを握っていてもギアが入っていると、リアタイアを回すのに抵抗を感じる。

アジャストボルトを調整しても、あまり効果はなくクラッチ板の交換が必要かもしれない。

予算もあるし他にも原因がありそうなのでクラッチ周りの整備は、次回ということに。

と言うのも、ミッションをニュートラルでもアイドリングは不安定だった。

ふと気が付くと床に点々と・・・

う～ん、ジョイント部分がゆるくなっている感じ？

でもこんなにオイルが飛ぶのか？

しかも排気音もこもった感じだったので、何気なくマフラー後端を見ると・・・

あいやぁ

穴が塞がってるんぢゃないか？

きっと消音材もデロデロなんだろうと、サイレンサーパイプを抜くことにした。

でも・・・

あれ？

固定ボルトが回らない？

いや、空回り？

いやいや、デロデロを拭き取ってみると、メイヨボルト？

サイレンサーを引っ張ってみたら、ヌルヌルと意外と簡単に出てきた。

今まで良く飛んでいかなかったなぁ

まぁ、サイレンサーは素敵な状態だね。

マフラーも立てると、こんなにデロデロが出てきた！

消音材もカチカチだし、サイレンサーパイプの穴も半分くらいは塞がっている？

とにかくサイレンサーを綺麗に・・・と書いてしまえば簡単だけど、店の前で焼くわけにもいかず

灯油に漬けて・・・

クリーナーで洗浄して・・・

ブラシで磨いて・・・

ここで初めてバーナー登場！

真夏の練馬区でバーナーサイレンサーをあぶるなんて、相当シュールな絵柄だと思うよ・・・

綺麗にしたサイレンサーを取り付け、アイドリングの再調整を行うと排気音も歯切れがよくなった。

しかも試乗してみると物凄く元気に走るようになった！

走行距離も2万キロに近いのでマフラーの汚れは仕方がないと思うけど、エンジンは元気だなぁ

***AS2***

あいやぁな状態になっていたキャブレター

それを見るだけでも一次圧縮室がどうなっているか、心配になった。

シリンダーは開けない予定だけど、とりあえずインテーク側からホースを差し込んで、注射器で
吸ってみると・・・

芳醇な香りの液体がこんなに出てきた！

粘性から判断してガソリンだけではなさそう？

たぶんオイルも混ざっていると思う。

いくらチェックバルブがあっても完全密閉ではないので、数年の間に流れ込むんだろう。

少しこぼしてしまったのて、50cc近く入っていたろう。

不思議なことに左側だけで、右側は大丈夫だった。（たぶん）

***HS1のキャブレター***

HS1のキャブレターを頼まれていたので、キャブレター箱から程度のよさそうなものを出してきて
準備した。

せっかくなので、まだメンテナンスしていなかったキャブレターも分解してクリーニング！

使える部品は分類して保管して・・・

HS1のキャブレターのトップって、なんとなくラピュタのロボットに似てる？

***AS1のキャブレター？***

ついでにAS1のキャブレターも1セットメンテナンスをした。

でも、この子は不思議なキャブレターだったりする。

普通はここに「183」って刻印があるんだけど、「217」って刻印してあり、しかも横線で消してある？

えええ！　って思ったら・・・

きちんと「え」って刻印もあったりする？

探してみたら、こんなところに「183」の刻印が！

確かにAS1から外したキャブレターなんだけど、ヤマハから出荷された時点で付いていたのか、
それともいつの時点かで付け替えられたのか？

ちなみにフロートチャンバーの固定ボルトは「JIS」だった。

***ミニトレ***

なんだかお客さんのオートバイにばっかり乗っているので、ミニトレを引っ張り出し涼しくなった
夕方の大泉町へ走り出した。

19時近くになると昼間の灼熱地獄が嘘のように気持ちがいい！