goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

スタンダードピストン

2018年09月03日 | オートバイ

HS1にお乗りの方から、中古ピストンに関する問い合わせをいただいた。

焼き付いてしまい、シリンダー内壁には大きな傷がなかったので、スタンダードピストンを探しているとのこと。

モトプランニング的には丁重にお断りさせていただいた。



何度か書いてると思うけど、ピストンとシリンダーの間には決められたクリアランスが必要になる。

しかしピストンもシリンダーも加工精度にバラツキがある。

そのため、適当に組み合わせてはダメだということ!

このクリアランスは狭過ぎても広過ぎてもよろしくない。

だからメイカーさんが規定しているわけ。

例えばHS1の場合、0.035mmに規定されている。

そのためツインの場合は、腰上を分解する際、左右の組み合わせを入れ替わらないように注意が必要。



まぁ、どこかの時点で適当に組み合わせられてる可能性もあるけどね。

前置?が長くなったけど、中古ピストンを使用する場合は、シリンダーの内径を測定して、使用する中古ピストンを選択する必要がある。

細かすぎるようだけど、せっかく楽しいエンジンなんだから、楽しく走れるように仕上げよう!



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