goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

今日のHX90青2(3月28日)

2016年03月28日 | オートバイ

車両関連の作業が一段落したので、HX90青2の確認作業を行うことにした。


そう言えば、一度も試乗していなかった・・・


オーナーさんが、モトプランニングまで20キロほどを自走で来られたんだから大丈夫だろう。


あれ?


片肺?


低回転域のダルさは承知していたけど、そんな軽い感じぢゃぁない?





と言うことで・・・




まずはコンタクトブレーカー周りの確認から始めた。


確かに接点は磨耗している感じだが、ギャップがかなり狭い。


点火時期は特に問題はなさそうなので、ギャップ調整をやって・・・


かなり良くなったけど、まだ不安定だなぁ


あいや!


右側キャブレターからガソリンが・・・オーバーフロウしてる!


う~ん


試乗するのは危険だなぁ







油面を疑ってキャブレターを分解したところ、左右とも2ミリ程度油面が高かった。


特に右側は、3ミリ近く高かったので、オーバーフロウしちゃったんだろう。


ちゃっちゃとキャブレターを組み上げて、エンジン始動!


おゝ!


おゝ!


今度は安定したアイドリングで、スロットルのツキも良くなってきたぞ!


実は、他にも原因があったので、報告書でお知らせします。


・・・さて


走り出す前に、足回りのチェックを!


リアホイールのベアリングにちょっちガタがあるが、ブレーキも大丈夫そうだ。







なかなか元気良く走る!


元の状態がわからないけど、スロットルレスポンスは、激変したといって良いレベルだね。


コンタクトブレーカーを交換すると、もっと良くなるだろう。







お約束の撮影ポイント!







桜はも少しだね。



さて・・・店に戻って、試乗で気になった部分の確認を行う。





***シリンダーかキャブレター付近から異音が聞こえる***


これって再現性があるんだけど、異音と言うより異振動?


どうにも原因不明では心配だったので、途中から回転を抑えて走ったくらい気になる。




下手人!


写真では見えない部分なんだが、オイルポンプの前側固定金具に、ラバーブッシュが入っていなかったのが原因だった。


特定の回転数域で、オイルタンクが共振したのが原因だった。


エンジンでなくって良かった!





***リア周りに違和感を感じる***


リアブレーキの効きと言うか、リアブレーキを引きずってコーナリングをすると、なんとも不安定さが出る?




下手人


リアホイールハブに左右方向のガタがある。


んなわけないだろうって思ったけど、思わぬところに原因があった。


オーナーさん、報告書でお知らせします。





***ステム周りの違和感***


なんとも不思議な感覚?


単純にボールレースが痛んでいるわけでもなさそう?







最初は、ワイヤーハーネスの通線位置が、左右逆なのが原因だと思ってた。


でも、ステアリングが真っ直ぐ付近でも、妙な抵抗を感じる?




まだ、確定できないけど、ここが原因かも?


オーナーさん、報告書でお知らせします。





***オイルポンプの引き代***



最小ストロークは確保されていたので問題はなかったけど、引き代が少なかった。


試乗する前に確認するべきだった・・・深く反省





まだ、ざっと確認しただけだが、なんとなく状態は把握できた気がする。


さて


報告書と見積を作成しなくっちゃ!







YH0011

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