バッテリーも元気になったので、不調なのにアルト君で帰宅してしまった・・・
笹目通りに出る前に既に後悔し始めていたけど、勢いで自宅まで帰った。
う~ん、こんな調子だと明日の通勤が心配だなぁ なんて思ってしまうくらい調子が悪い。
とにかく2千回転くらいからボコボコ言って回転が上がらず、加速もしない状態になってしまう。
昼間に試乗したときより悪化してるぞ?
加給させないようにアクセルを調整すると、なんとか普通っぽくは走るけど、右足が疲れる!
感覚的には・・・
加給時にガスを吹かなくなるのか?
加給時に失火するのか?
加給自体をサボってる?
タービンだと厄介だし、かといってECUでも面倒だぞ!
と言うことで、意を決してボンネットを開ける?

最初に疑った例のカチカチバルブだけど、配線を元に戻しても特に状況は変わらなかった。
これは邪魔なのでカチカチバルブごと取外して、パイプには栓をしておしまい・・・
タービン周りは簡単に手をいられる箇所ではないので、まずは点火系をタイミングライトで確認したところ、
なんと回転を上げた瞬間に中央シリンダーのプラグが点火をサボってる!
左側シリンダーも微妙にサボっている感じで、右側シリンダーは正常だった。
ECUだと厄介だなぁなんて思いながら手持ちのプラグに交換したら、こんどはまったく点火しなくなった。
ディストリビュータも怪しい(単純に手を加えやすいだけ?)と思ったけど、ハイテンションコードってどうやって
外すんだろうか?
闇雲に引っ張るのも心配だったので、友人に電話すると簡単に外れるらしい。
ハイテンションコードが外れれば、各気筒を入れ替えてチェックできる!
結果としてハイテンションコードが怪しい感じ?
って断線してるぢゃなイカ!

んでもって、即席にも程があるお手製ハイテンションコードで実験するとしっかり火が飛んでいる!

プラグキャップの替わりにミノムシクリップだもんね!
よし!
原因がわかれば部品を交換すれば直るだろう。
となれば、手持ちの部品で作れば走れるぢゃん!

安直ハイテンションコード!
だってミニトレやツイン用ぢゃぁ届かないんだもん!
でも、このままだとリークしまくりだよね!

これだときっと大丈夫!(だろう?)

もっともらしく配線して、安直ハイテンションコードが火傷しないように束線して完成!

試乗したら非常に調子がよい!
そりゃぁ、いままで適度?に失火していたんだから当然かもね。
もちろんハイテンションコードは純正品を発注してもらった。
喜んでアルト君で帰宅したんだけど、今度は店を出てすぐにエンジンルームからキュルキュルって異音が!
たぶんベルトが滑っているんだね・・・
さすがに夜の路上修理はできないので、ノンビリとキュルキュル帰宅。
今朝一番でベルトを確認したら、ジェネレータ側のベルトにたるみが出ていた。
とりあえず張りの調整をして復活!
今日の帰りは問題もなく無事に帰宅できた。
でも・・・
ときどき不整脈みたいに失火が起きている感じがする。
この感じは乗り始めた頃からあった。
そう言えば、左側シリンダーも失火してたなぁ
まぁ、ハイテンションコードが入荷して交換すれば完治するだろう!
たぶん・・・

ちなみに断線していると思われるハイテンションコードを切断してみると、内部導体が炭化していた・・・
黒い粉がハラハラと出てきた!